高級食材でチャリティーに失敗したG・パルトロー、「庶民がわかってない」と非難殺到
あまりにも激しい批判の嵐に、グウィネスも「ごまかすのは得策じゃない」と思ったのか、「Goop」に「わたしの29ドル“フードスタンプ・チャレンジ”とレシピ」というタイトルの記事を投稿。チャレンジする前に団体に寄付をしたと前置きした上で、「チャレンジできるのかな、大丈夫かなって心配していたのですが、やはり4日間だけしかできませんでした。チキンとフレッシュベジタブルを食してしまったからです(リコリス菓子も半袋、食べちゃいました) 」と告白。
しかし、「1週間29ドルで健康的で栄養価の高い食生活をすることが、いかに難しいのか、身を持って分かりました」と野菜ばかり購入したことを弁解し始め、「4,700万人ものアメリカ人が、たったこれだけの予算で食事をしなければならない」と、制度の理不尽さを熱弁。最後に、チャレンジした4日間に作った料理「黒いんげん豆のトルティージャ巻きオリーブオイルフライ」「玄米とケール、サツマイモのロースト、ポーチドエッグのせ」などを美しい写真とともに紹介し、貧しい人たちに「4日間29ドルでも、こんなヘルシーな料理が食べられます!」とレシピを伝授した。
このもともとアンチの多いグウィネスの高飛車な記事に、ネットユーザーは激怒。「できないなら最初からやるな」「1食1ドル38セントの人が、こんなもん作る余裕があるとでも思ってんのか!?」「健康、栄養って、そんな余裕ない。セレブの価値観を押し付けるな」「ガスや電気を止められている人も多いのに」と大炎上する結果となってしまった。
今回のグウィネスとしては「よかれ」と思ってチャレンジを受けたのだろうが、セレブとしてハイクラスな生活を送り、「毎日300ドルの料理を食べましょう」と提案するような料理本を出している彼女には、あまりにもハードルが高かったようだ。チャレンジに挫折したのに、「アタシの挫折には大きな意味がある」と自分を正当化しようとするグウィネスに、世間のバッシングの嵐は、当分やみそうにない。