愛川欽也さん、死去をめぐる大混乱! 山田邦子はフライング追悼、深夜のマスコミ大集結も
先月7日に『出没!アド街ック天国』(テレビ東京)のレギュラーを降板して以降、体調不良説がささやかれていた愛川欽也さんだったが、17日に所属事務所が、肺がんのため15日に死去していたことを発表した。この1週間、愛川さんには“重篤・死亡説”が飛び交う事態となり、週刊誌の“疑惑”報道以降は自宅前に報道陣が集結。さらには、愛川さんの後輩である有名人までが「追悼コメント」をフライング発表してしまった。
愛川さんは『アド街』の3月28日放送にVTR出演。「これからはこのキンケロ・シアターで、映画を撮ったりしたものを映したりしながら、のんびりやっていこうかと思っています」と卒業を正式発表。体調不良説を吹き飛ばすような、元気な姿を見せていた。
「その後、妻のうつみ宮土理が同月30日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)にVTR出演。愛川さんの容体を『単なる風邪』として、『どうしてマスコミは、私たちを病気にしたがるの?』と、体調不良での降板を否定していました」(スポーツ紙記者)
しかし4月に入ってからは、愛川さんが体調不良のため出演を見合わせていたインターネットテレビ局「kinkin.tv」が、突然終了に。うつみや所属事務所はFAXで「風邪のため自宅療養中」と説明したが、話はこれでは収まらなかった。
「15日には、一部スポーツ紙が、愛川さんの自宅に救急車が駆け付けたという情報をキャッチ。自宅前にはみるみるうちに報道陣が集結し、最終的に深夜近くには50人を超えるマスコミが大挙する事態となってしまいました」(前出・記者)
現場では、スポーツ紙の記者が「死亡したと聞いた」「高倉健のように、葬儀を終えてから発表したい意向のようだ」などと吹聴していたという。
「さらに、公式発表を前に先走ってしまったのが山田邦子です。山田は15日深夜にブログを更新し、愛川の名前こそ出さないものの、『お世話になった方が、亡くなったって』『急でした やはり、心配したら直ぐ行かなきゃダメですね』『仲人もしてもらって たいした恩返しも出来ないまま』などとつづったんです。この投稿は16日の夜に突然削除されてしまいましたが、翌日の新聞報道に合わせて『やはり亡くなってました』とブログを“再更新”。今回の情報錯綜を、最も後押ししてしまう結果になりました」(芸能プロ関係者)
隠そうとすれば余計に追いかけてしまうのは「マスコミの習性」(前出・記者)だけに、山田のフライングも相まって今回の大ドタバタ劇が繰り広げられてしまったようだが、多くの人に愛された愛川さんが天国で安らかに眠ることを祈りたい。
(須田恭也)