ジャニーズ集結『究極バトル“ゼウス”』、10.6%の惨事! 第2弾濃厚も「櫻井だけじゃ」の声
嵐・櫻井翔率いる「ジャニーズ軍団」と、有吉弘行率いる「芸人軍団」が激闘を繰り広げるTBS系のバラエティ特番『櫻井翔のジャニーズ軍VS有吉弘行の 芸人軍 究極バトル“ゼウス”』が9日に放送され、視聴率は第1部10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部が12.4%だったことがわかった。事前の番組宣伝など、TBSの力の入り方は相当なものだったが、2部こそ時間帯トップをキープしたものの、1部は裏番組の『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系、13.9%)の後塵を拝する結果となった。
同番組は櫻井を始め、NEWS、KAT‐TUN、Hey!Say!JUMP、ジャニーズWESTのジャニーズタレントらが、各芸人とスポーツ競技を行うガチンコバラエティ。結果は芸人軍団の勝利で、ラストはジャニーズ勢が全員土下座をするという意外な展開となった。
「視聴率については、番組Twitterでは『我らの勝利だ!!多くの若者が今回のバトルを観てくれたようだ。戦士たち(出演者の皆様)と支持者(視聴者の皆様)のおかげだ!改めて礼を言おう、大儀であった!』とツイートしているものの、10.6%という数字を書き込まないところを見ると、やはり微妙な結果というのが本音では。似たような企画では、3月30日にフジテレビが『SMAP×SMAP スマスマ初のスター大運動会SP』を放送していますが、こちらは15.9%と『ゼウス』よりも高視聴率を記録しています」(芸能ライター)
また、放送開始直前までフジテレビ系では『VS嵐』が放送されており、番組の公式Twitterでは「『VS嵐』が終わり次第チャンネル変えればちょうど『ゼウス』が始まるはずだ・・・」と、型破りな告知まで行われてきた。
今回の放送についてネット上では、ファンから「ジャニーズに華を持たせるかと思いきや、完全ガチで面白かった」「田口(淳之介)くんのレスリングがエロかった……」といった声が上がる一方で、「びっくりするくらいつまらなかった」「相葉(雅紀)ちゃんにも出てほしかったのに」と手厳しい意見も散見される。『VS』の視聴率11.0%からのダウンを考えても、「嵐からは櫻井だけの出演」という部分に不満を覚える視聴者も多かったようだ。
「Twitterではすでに第2弾の制作を匂わせているところを見ても、今後も定期的に放送したり、DVD化するなどキラーコンテンツにしていきたい思惑があるのでしょう」(同)
TBSが本当にこの結果を「我らの勝利」と思っているのかどうかは、次回放送で企画や出演者が大幅改編されるかどうかで、視聴者側からも判別ができることだろう。第2弾ではその部分にも注目していきたい。