ミーシャ・バートン、ギャラをピンハネし豪邸を奪った強欲な実母を訴える!
米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」は7日、ミーシャが実母であるヌアラ・バートンを相手にした訴状を裁判所に提出したと報じた。ミーシャは今年公開のホラー映画『The Hoarder』に主演しているのだが、撮影前にヌアラが教えてくれた映画出演料は、実際に製作会社から支払われる額よりも低いものだったとのこと。その差額はヌアラがピンハネしており、その上でミーシャに支払われたギャラの10%をマネジメント料としてふんだくったとのことで、「タレントのマネジャー気取りの、金に貪欲なステージママ」だと強く非難している。
ミーシャは今もハンドバッグのデザインとプロデュースを続けており、ロンドンにブティックをオープンしているのだが、その利益は全てヌアラが手に入れているとのこと。それだけでなく、ビバリーヒルズにあるミーシャの豪邸の共同所有権を不正に取得。この豪邸は、ミーシャが05年に420万ドル(約5億円)のローンを組んで購入した、640万ドル(約7億7,000万円)の物件で、昨年8月にローンの支払いが滞ったため差し押さえられたと報じられている。訴状によると、ヌアラはこの物件に対するローンを自身で組み、ミーシャを追い出したとのこと。09年からヌアラはミーシャの父親とともに我がもの顔で邸宅に住んでいるそう。
ミーシャの弁護士は米テレビ局「ABC」のニュース番組の取材に対して、「ミーシャ・バートンの金銭面を全てをクリアにし、キャリアを前に進めることができるよう、ヌアラ・バートンに対する訴訟を起こした」と説明。ヌアラの代理人は、「事実無根の訴えを起こされ、バートン夫人は深く傷ついている」との声明を出しているが、米芸能誌「USウィークリー」は、「訴状にはミーシャの両親がここ10年以上もの間、定職に就いていないことも記載されている」と報じており、ミーシャを金ヅルに寄生している動かぬ証拠だとしている。
ヌアラは、ミーシャが子役の頃からマネジャーとして寄り添ってきたステージママ。親がマネジャーを務める場合、子どものギャラが上がれば上がるほど親子関係にヒビが入るのはよくある話で、古くはマコーレー・カルキンやドリュー・バリモア、ゲーリー・コールマン、最近では『ゴシップガール』のレイトン・ミースターや『モダン・ファミリー』のアリエル・ウィンターが、実母相手に訴えを起こしている。
ミーシャは20年以上マネジャーを務めてきたヌアラを解雇しており、母親と完全な決別を目指しているようだ。ネット上では、壮絶な人生を歩んできた彼女に同情する声が多く、「子役の親はあくどいケースが多く、気の毒」「B級女優として頑張ってほしい」と励ます声も上がっている。
波瀾万丈な人生を歩んでいるミーシャだが、まだ29歳。インスタグラムを見る限りダイエットにも成功しているようだし、今回の裁判で母親の呪縛から解放され、ぜひA級女優としてカムバックしてもらいたいものである。