ミーシャ・バートン、ギャラをピンハネし豪邸を奪った強欲な実母を訴える!
今をさかのぼること10年前に“完璧な美貌を持つ若手女優”として一世を風靡していたミーシャ・バートンが、実母に映画のギャラをピンハネされ、ビバリーヒルズにある邸宅も追い出されたと裁判所に訴えを起こした。薬物依存やうつ病を克服し、女優として奮闘している彼女を毒母はずっと金ヅルにしてきたとのことで、ネット上では壮絶すぎる彼女の人生に同情する声が上がっている。
子役としてキャリアをスタートさせたミーシャは、1997年に公開された英国映画『キャメロット・ガーデンの少女』で主役に抜てきされた。この作品の演技が高く評価され、『シックス・センス』(99)や『ノッティングヒルの恋人』(99)など大作映画に出演し、次世代のハリウッドを担う美少女子役として注目されるように。ティーンになるとスリムな体形と美貌が買われ、モデルとしても活躍するようになった。
そんな彼女が大ブレイクしたのは17歳のとき。ドラマ『The O.C.』(2003~07)で演じたマリッサ役が当たり役となったのだ。若い世代のアイコン的存在となったミーシャは、数多くの雑誌の表紙を飾り、高級ブランドのイメージモデルを務めたり、ハンドバッグをデザインしたり、若きファッションリーダーとして世界中の女性たちから崇められた。
夜遊びや男女関係で話題を振りまくようになったミーシャは、『The O.C.』をシーズン3で降板。生意気な態度にプロデューサーたちが怒り、クビになったというウワサが流れ、薬物/アルコール依存症だとゴシップされるように。07年にマリファナを吸って運転したとして逮捕された後は、“お騒がせセレブ”の仲間入りをし、仕事は激減。リハビリやストレスが原因で激太りするなど情緒不安定に陥り、09年にはとうとう精神科に強制入院させられてしまった。
落ちるところまで落ちたミーシャは、その後、うつ病であることを告白し、大作映画ではなくインディペンデント映画に出演することで女優として復帰。『The O.C.』時代と比べ物にならないほど外見が変化し、完全にB級女優扱いされているものの、本人はマイペースに役者としての仕事を楽しんでいると明かしている。
うつ病のとき、周りに理解してくれる人たちがいたから救われたと発言しているミーシャ。その中には、一緒にいるところがよく目撃される彼女の母親や姉妹ら、家族も含まれているとみられていた。しかし、ミーシャにとって母親は“毒”だったようだ。