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嵐がジャニーズの後輩に与えた影響 各メンバーの姿勢はどう引き継がれていったか
2015/04/08 18:00
【リアルサウンドより】
嵐が日本一の男性アイドルグループとなった理由を、音楽性、演技・バラエティ、キャラクター、パフォーマンスという4つの視点から読み解いた書籍『嵐はなぜ史上最強のエンタメ集団になったか』が、4月16日から17日にかけて、全国書店やネット書店で発売される。同書はリアルサウンド編集部が制作を手がけ、青井サンマ氏、柴 那典氏、関修氏、田幸和歌子氏、成馬零一氏、矢野利裕氏など、嵐に詳しい気鋭の評論家・ライターが寄稿。嵐の魅力を多彩な角度から解き明かしている。
書籍の発売に先がけ、先日公開した【嵐が次にめざす方向性とは? “日本一のエンタメ集団”を徹底分析する書籍登場】【嵐の楽曲はどう“面白い”のか? 柴 那典×矢野利裕がその魅力を語り合う】に続き、嵐の各メンバーがジャニーズの後輩たちに与えた影響を、人気ライターの佐藤結衣氏が読み解いたコラムの前篇をお届けする。(編集部)
・ジャニーズタレントは、先輩の背中を見て育つ
ジャニーズ事務所といえば、後輩が先輩のバックダンサーとしてステージを経験し、デビューにふさわしい実力を身につけていくというのが慣例となっている。基本的にはダンスレッスン以外は、独学というスタンス。つまり、後輩たちは文字通り先輩の背中を見て育っていくのだ。生で見るライブパフォーマンスはもちろんのこと、テレビ越しに見るバラエティー番組での対応力、ドラマや舞台といった芝居の演技力なども、すべて先輩の活躍が最も身近なお手本となっている。つまり、国民的アイドルとなった嵐も、例外なく模範となる存在。嵐の5人が後輩に与えた影響とは。また、嵐というグループのあり方が後輩たちにどう働きかけたのかを検証してみよう。
最終更新:2015/04/08 18:00