噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第260回】

悪者・斉藤和巳、スザンヌに非ナシの報道で真実を霞ませるケイダッシュの手法

2015/03/24 21:00
jisin0324.jpg
「女性自身」4月7日号(光文社)

 翁長雄志沖縄県知事が米軍辺野古基地移設の海底作業中止を指示し、受け入れられない場合は、岩礁を破壊する許可を取り消すことも示唆した。沖縄県の民意にお構いなく進む移転工事へついにノーを突きつけたわけだが、政府はそんなものを受け入れるつもりはなく、訴訟も辞さないと強固な姿勢を崩さない。そして知事が上京しても安倍首相や政府幹部は会おうともせず、門前払い。しかも、これらの問題を在京マスコミは大きく取り上げることはない。逆に沖縄の“わがまま”というトンデモ世論誘導がなされる始末。安倍政権とその親衛隊メディアは日本をどこまで破壊するのだろうか。

第260回(3/20~24発売号より)
1位「スザンヌ凍った“モラハラ夫”非情の宣告『子供なんて、いらねぇよ!!』」(「女性自身」4月7日号)
1.5位「スザンヌ 涙の離婚! 許せなかったあの同郷女との“不倫”」(「女性セブン」4月2日号)
参照「スザンヌ 『家族になれず』離婚のウラに不倫疑惑 元夫の“前科”に『わかってた』の声」(「週刊女性」4月7日号)
2位「木嶋佳苗被告が新婚の夫へ獄中から送った『週1面会』おねだり」(「女性自身」4月7日号)
3位「仲里依紗 夫の“下着の元カノ”見て逃げ出した!」(「女性セブン」4月2日号)

 またまた新たに登場した女性の敵。女性週刊誌にとって格好のターゲットであり憎っくき存在の“モラハラ男”だ。

 スザンヌが元ソフトバンク投手の斉藤和巳と3年ほどの結婚生活で離婚した。今週の女性週刊誌は全誌これを取り上げているが、三船美佳&高橋ジョージのときと同様、揃いも揃ってモラハラで無責任な夫を責め立てている。記事を読む限りそれも当然だろう。

 まず「セブン」では、離婚の原因を「産後クライシス」だと指摘する。これは、夫が子育てをせず知らんぷりでいることから夫婦仲が急速に冷え込むことだ。斉藤も典型的なこのタイプだというが、さらにその上に浮気疑惑、である。斉藤は昨年12月「週刊文春」(文藝春秋)でプロゴルファーの上田桃子との不倫疑惑を報じられたが、その後もスザンヌの元に不倫の情報がどんどん入り、離婚を決意したという。


 「週女」も同様に上田との不倫疑惑を取り上げ、さらに斉藤の“前科”について言及する。斉藤はスザンヌと結婚する前に一般人と結婚、子どももいたが、その別れ方がひどかったらしい。斉藤は一方的に夫人に離婚を申し入れた。その原因はやはり女。スター投手だった斉藤は地元博多ではモテモテで、浮気が何度も指摘された末の泥沼離婚だった。

『礼讃』