ドクター・ドレーの元婚約者でシュグ・ナイトの元“妻”が、2人からのDVを赤裸々告白
彼女は以前、リアリティ番組『R&B Divas: Los Angeles』でもドレーからDVを受けていたことを告白。「アタシの母親は一度もアタシに『愛してる』って言ってくれずに死んだ。父親は最近言ってくれるけど、子どもの頃は全然。だから愛を知らなくて。ドレーから殴られても『あぁ、これが愛なんだ』って勘違いしてたの」「鼻が曲がっちゃったこともあるけど、殴ってくれる彼を尊敬すらしていた」と軽い口調で語り、「男が女を殴るなんてとんでもないって教えてくれたのはシュグなのよ」とも明かした。
しかし、そんなシュグもとんでもない男で、偽の書類を用意して「前妻とは離婚しているから結婚しよう」と彼女にプロポーズ。ミッシェルは大喜びして彼と結婚したのだが、実はシュグは離婚をしていなかった。「刑務所に入っている人(当時、収監されていたシュグ)と電話で結婚手続きをすることはできないなんて知らなかったの」「アタシのことバカだって笑ってもいいわ。でも『愛してる』って言ってくれた彼のことを信じたの」と語り、ネット上で「愛に盲目とはこのことなのか、ただのバカなのか」と話題を集めた過去も。
そんな彼女の今回のDV話に、世間は同情しつつも微妙な反応を見せている。ラジオの話を報じた米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」の記事コメント欄には、「彼女はDVが愛だと受け止めていたのだから仕方ない」「DVされるたびに、『愛してくれてるのね』って言えば、男もDVが止まらなくなってしまう」「DVは悪と教えてくれたというシュグにさえ殴られたというのだから、彼女にも責任がありそう」など、辛辣な意見が書き込まれているのだ。
「別に謝ってもらわなくてもいいの」「DVは過去のこと」と言いつつ、DVの内容をベラベラと話したミッシェル。彼女のように親に愛されなかった女性がDV被害者になる可能性が高いということを世間に再認識させることになった点では意味がある告白だったといえるが、本人がいまいちDVの深刻さをわかっていないようで、「またDV男に引っかかるのでは」と心配する声も上がっている。
なお、この発言についてドレーは沈黙。シュグはひき逃げ殺人容疑で裁判中で、体調不良で法廷で数回倒れるなど、それどころではない。今後もミッシェルが2人について暴露しまくるのではと、ゴシップ好きなアメリカ人たちは期待を寄せている。