エルトン・ジョンがボイコット呼びかけの翌日に、ドルガバの紙袋を持つ姿を撮られる！

　英大手タブロイド紙「Daily Mail」は、エルトンがボイコットを呼びかけた翌日にアディダスのジャージ姿でドルチェ＆ガッバーナの紙袋を持っている姿をカメラに収めた。同紙がエルトンのスポークスマンに説明を求めたところ、「買い物はしていない。ドルチェ＆ガッバーナの紙袋を持っていたのは事実だけど、買い物はしていない。例のメッセージやボイコットの妨げになるようなことじゃないし」と、しれっと回答。しかし、ネット上では「エルトンはボイコットの意味がわかってんの？」「はぁ？」としらけ始め、ジャージ姿のエルトンが太っていたことから「ドルチェ＆ガッバーナより、甘いものをボイコットした方がいいんじゃない」と、からかう声も上がった。

　その後、エルトンはマスコミの突撃取材を沈黙でかわしてきたが、18日に行ったラスベガスの定期公演で、和解を提案するような発言をしたことが発覚。世界に大きな影響力を与えた偉人たちについてのトークを展開している際、「イギリスのダイアナ妃……イタリアのドルチェ＆ガッバーナ」と発言して会場を沸かせ、「みんな、聞いてくれ。バンドのメンバーたちはみんなドルチェ＆ガッバーナを着ているんだ。自分もドルチェ＆ガッバーナの服が大～好き」と発言したのだ。

　このことを動画付きで報じた米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」のコメント欄には、「ばっかみたい」「エルトンってワガママで生意気な女子みたい」「ドラマチックなことが好きなドラマクイーンなんでしょ」とあきれ返る声で埋められた。

　英国のメディアは、「ドルチェ＆ガッバーナ大好き発言は、皮肉ったブラックジョークの可能性がある」「まだまだボイコットする気でいるだろう」とみている。だが、ネット上はこのボイコット騒ぎに対して一気にトーンダウンしており、これ以上賛同するセレブが現れても、さほど大きなニュースにはならないものとみられている。今回の騒ぎは、エルトンのいつものヒステリーだとみるネット民も少なくないが、エルトンはドメニコ＆ステファノと和解するのだろうか。引き続き、今後の言動を注目したい。