カルチャー
「いつまで女でいるつもりだ」という問いへの個人的な回答
2015/03/18 20:00
先日、武田砂鉄氏による以下の記事を読み、脳しんとうを食らうような衝撃を受けた。
■川崎リンチ殺人、被害者の母を責め立てた林真理子氏のエッセイの暴力性
次いで林真理子氏の「週刊文春」(文藝春秋)連載エッセイも確認、怒り以上にとてつもない虚無に駆られ、三日間ほど寝込むに至った。
林真理子エッセイ本文の問題点については、私などが今さら指摘するまでもなく、武田氏が的確にまとめていらっしゃるので、上記リンクをご参照されたい。感想も武田氏同様だが、改めて私がこの場で言いたいことは、「林真理子はなぜ、こんなにも無理解かつ無神経な意見を公衆の面前で述べることができるのか」。
「被害者の母親はシングルマザーで、恋をしていた」。だから「女を優先し、母としてちゃんとしていなかった」。「ちゃんとしていれば、少年は死なずにすんだはず」――こんな雑な暴論、あっていいのか。
最終更新:2015/03/18 20:00