さくら夫人の2番目の元夫がついに語った、“恐怖の結婚生活”と『殉愛』の断末魔
「親族同士で話し合い、『一周忌までは静かにしていよう』と決めていたんです」
至極真っ当な“親族”としての心情だろう。そして、そんな親族の思いを踏みにじった百田とさくら夫人に対する怒りも含んだコメントでもある。さらに、突然『殉愛』で誹謗中傷されたたかじんの長女に対して、伯父として不憫だと感じていたこと、これまでたかじんの“世界感”をファンと一緒に作り上げてきたのに、それを踏みにじられたことに対しても「絶対に許せない」とさくら夫人への対決姿勢を鮮明にしたのだ。
弟たちや長女は有名でも何でもない“一般人”だ。そんな彼らを悲痛なまでに決意させ、闘わせてしまうまでに追い込んだのが『殉愛』だったのだ。そのことを渡氏のコメントからも実感する。
その上で「自身」では『「殉愛」の真実』に証言したもう1人の関係者にスポットを当てる。それがさくら夫人の2番目の夫でアメリカ人のD氏だ。『殉愛』によると、さくら夫人に結婚歴はなかったとされていた。しかしそれはウソだった。さくら夫人は過去少なくとも3回の結婚歴があったのだ。これに関しては「自身」誌上でも最初の夫を直撃しその事実を確認しているが、しかしその詳細を語った“元夫”はこれまでいなかった。そして今回初めて『「殉愛」の真実』で、“元夫”D氏が取材を受けたのだが、その証言は確かに衝撃的だ。
D氏によると、さくら夫人との生活は「生涯、忘れられないような恐怖」だったという。さくら夫人は興奮すると声が低くなり、目つきが変わり無表情になり人格が突然変わって、最後には倒れてしまったと、D氏は証言している。その後、起き上げるとさくら夫人は普通の状態に戻っている。さらに「自身」では、精神科医の香山リカがこの証言を分析し、多重人格(解離性同一障害)の疑いがあることを指摘している。
なんとも凄まじい展開になってきた『殉愛』騒動だが、証言通りならさくら夫人には自身のためにも早急に専門家に診断を求めたいものだ。そうした症状のため、たかじん利権を持つ夫人が周囲に躍らされ利用される危険性もある。もちろんその逆も、だ。
『「殉愛」の真実』にはほかにも “たかじんメモ”と呼ばれる疑惑のメモの筆跡鑑定を行うなど、数々の疑惑を検証しているという。言論界を巻き込んだ『殉愛』騒動だが、騒動だけでなく検証本の刊行自体もメディアによる黙殺が危惧される中、「自身」による紹介記事は貴重ともいえる。