『ニュースな晩餐会』続行も、“ビジネスぶりっ子”田中みな実に業界は「商品価値ない」
「もぉ~、プンプン!」このフレーズを言った女性タレントは、猛バッシングを受けたり、芸能人生が低迷を迎える傾向にあるようだ。元祖「プンプン」女性のさとう珠緒が、『王様のブランチ』(TBS系)のMCだったという過去も今は昔、前所属事務所から損害賠償請求訴訟を起こされ、3年間にわたる泥沼裁判を続けた。続いて、小林麻耶はブリっ子ぶりに加えて、ハンカチ王子・斎藤佑樹との交際疑惑によりイメージが低落していたが、最近ではキャラではない「真性ブリっ子」ぶりが世間に浸透しつつあり、むしろ「可愛い」とさえ感じる女性視聴者も増えているようだ。
そんな伝統ある「ぶりっ子」の系譜に位置づけられる元TBSアナウンサー・田中みな実が、早速窮地を迎えている。
「フリー転身後、初のレギュラー番組となった『ニュースな晩餐会』(フジテレビ系)が8日放送の視聴率が6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大爆死。日曜午後8時という枠にもかかわらず、この数字です。ちなみに、この番組のチーフ構成作家は、テレビ・ラジオ合わせて週担当レギュラー31本の鈴木おさむ。裏番組は高視聴率を誇る『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、15日の放送回では、鈴木の愛妻の森三中・大島美幸が第一子の妊娠を報告し、20.2%という高視聴率を叩き出しましたが、なんとも皮肉な話です」(芸能ライター)
そもそも、『ニュースな晩餐会』の企画意図は何だったのだろうか。
「最近、芸能人の発言をまとめた記事がヤフーのトピックスに掲載されることがよくあります。『サンデー・ジャポン』(TBS系)、『ワイドナショー』(フジテレビ系)、『お笑いワイドショー マルコポロリ!』(関西テレビ)などでの発言が、よく記事になっていますよね。『ニュースな晩餐会』も、さまざまな業界の有識者がニュースを語り合うことで、その発言がニュース記事になることを狙ったのですが、結果はご覧の通り。ヤフーに載ることはありません。この番組でニュースになったのは、スタッフを総入れ替えして4月から番組をリニューアルするということくらいでした」(芸能関係者)
この番組の打ち切り危機に猛反対し、番組続行を強く希望したのが、ほかならぬ田中サイドだったと報じられている。
「フリーになってから、局アナ時代の『ぶりっ子キャラ』は番組の方針上、演じさせられていただけだと、本人の口から明らかになりました。そういう『仮性ぶりっ子』『ビジネスぶりっ子』だったことを発言してしまうところに、彼女の迷走ぶりが表れています。キャラを貫き通せばいいのに、素になってしまった今の彼女には、それほど魅力は、言ってしまえば商品価値はない」(同)
彼女自身、厳しい現状は痛いほどわかっているだろう。プライベートでは、オリエンタルラジオ・藤森慎吾との交際が順調と伝えられているだけに、“ビジネス”でも大いに花を咲かせてほしいものだ。