SMAP・草なぎ剛『銭の戦争』、大島優子出演で批判も「AKB卒業してうまくなった」!?
1月6日からスタートしたSMAP・草なぎ剛主演ドラマ『銭の戦争』(フジテレビ系)。初回の2時間SPの視聴率は14.1%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区/以下同)と今期4位の出足だったが、第2話で11.9%に低下。20日放送の第3話では、12.1%だったことがわかった。
『銭の戦争』は2007年に韓国で放送され、大ヒットしたドラマ。父親の借金をきっかけに家や仕事を全てを失った主人公・白石富生が、どん底から這い上がり、借金を苦に自殺した父親の復讐に燃えるストーリー。第1話は2時間SPながらスピーディーな展開が続き、放送後には視聴者から「草なぎドラマにハズレなし」「面白かった」と高評価が上がった。
「しかし、第1話は吐しゃ物を扱うシーンが物議を醸しました。主人公が友人に『お金を貸して』と頼み込むも『これ食えたらいいっすよ』との挑発を受け、吐しゃ物を手ですくい上げる表現に批判が殺到したんです。一方で、ヒロインを務める大島優子はAKB48卒業後、初の連続ドラマですが、これまでの大島の出演作品の中でも『1番良い演技じゃないか』という声や『卒業して演技うまくなった』と、ファンの評判は上々。草なぎファンからも『格好いいし、可愛い』と、同作の演技を通じていろんな表情が見られると、好評です。一般視聴者からは『(草なぎを)初めてカッコ良いと思った』という感想が見受けられました」(芸能ライター)
『銭の戦争』のキャストが発表された際、草なぎとは13年放送のSPドラマ『神様のベレー帽~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~』(同)で共演していたこともあり、一部SMAPファンからは「また大島と共演か」といった不満も噴出していたが、視聴率にはさほど影響がなかったようだ。初回に14.1%を獲得後、2話で2%以上も落ち込んでしまったものの、3話で持ち直しに成功した。
「3話は大島がメインの回で、お金のための結婚を選ぶことになるも、最後は草なぎが結婚式場から救い出すという展開。視聴者からは『昼ドラを60分にした感じ』『ベタだけど面白い』などと感想が上がっていました。中谷美紀&水川あさみが出演している、『銭の戦争』の前番組『ゴーストライター』が、初回10.5%、2話で9.2%と失速している割りには『銭の戦争』が盛り返しています。ネット上では韓国ドラマのリメイクということで否定的に見る声もありますが、現状では数字的に踏ん張っている方でしょう」(同)
同作はお金にまつわるストーリーということから、中居正広主演のSPドラマ『新ナニワ金融道』 (同)とのコラボレーションが実現。1月24日に放送される『ナニワ』に草なぎがゲスト出演を果たしており、こちらの視聴率にも注目が集まる。