安室奈美恵、円満独立のウラの“利権配分”と「育ての父」が語る美談の怪しさ
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
1月15日に発表された第152回芥川賞・直木賞。毎年ごとに盛り上がりに欠ける同賞だが、面白かったのが実況中継的につぶやかれる小谷野敦(候補→落選)のTwitter。「選考員が文学が分かってないやつら」「今回の候補作は俺の以外全部ダメだった」「電話かけてきて『残念だったね』とか言ってるやつがいる。そういう時は電話するもんじゃねえバカ」。同感。素敵、である。さらに後日「選考委員たちが乗った飛行機が無人島に不時着するという小説を構想している」だって。是非、読んでみたいです。
第253回(1/15~20発売号より)
1位 「安室奈美恵 “育ての親”からの最後の優しさと3つの条件」(「週刊女性」2月3日号)
参照「安室奈美恵 “育ての父”平哲夫社長が訣別の独占激白!」(「女性自身」2月3日号)
2位「桑田佳祐 『エッ、安倍首相来ていたの!? 知らなかった…』」(「女性自身」2月3日号)
3位「川崎麻世 “第二の愛人”が怒りの告発――『浮気を責めた私に逆ギレした彼は暴力を…』」(「女性自身」2月3号)
1月13日、安室奈美恵の移籍が発表された。昨年からの独立騒動発覚以降、愛人の存在や洗脳騒動などがリークされるなどライジングによる安室バッシング工作が続いていたが、無事エイベックスへの独立が成立した。よかった、よかった! いちファンとしても一安心である。
今週の「自身」と「週女」の2誌がこの独立騒動を取り上げているのだが、まずは「自身」。驚くべきことに、渦中のライジング平哲夫社長自らが登場しているのだ。これは異例のことだ。
平は幼い安室を現在に至るまで育てた所属事務所社長だ。しかし平社長には過去、反社会的勢力との関係が取りざたされ、2001年には25億円ともいわれる巨額の脱税事件を起こし、2年の実刑を受けた人物でもある。そうした金が裏社会にも流れていたのだが、その原資は所属アーティストの稼ぎで、そのトップはもちろん安室だった。安室が次第に平に不信感を抱くのも当然といえば当然だった。