月9・杏が『DOCTORS3』抑えトップ、観月ありさ6.5%でワースト入り!冬ドラマ初回視聴率ランク
2015年1~3月放送の全ての冬ドラマ(午後8~10時台)第1話が放送された。初回視聴率トップに輝いたのは、杏主演の月9ドラマ『デート~恋とはどういうものかしら~』(フジテレビ系)で、1月19日に放送された第1話は14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。今期ドラマでは最も遅いスタートを切った『デート』が、最終的にトップを奪う結果となったが、その他作品はどんな数字を記録したのだろうか? ベスト&ワースト視聴率3作品を中心に振り返る。
『デート』は、堅物女子(杏)とアラフォーのニート(長谷川博己)という恋愛不適合者同士のラブコメディー。昨春放送の『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)が平均16.0%と同クールでトップの成績を残していた“新視聴率女王”の杏だけに、『デート』がこのまま高数字を維持できるか、注目が集まる。
ベスト2位は、沢村一樹主演の『DOCTORS 3 最強の名医』(テレビ朝日系)で、初回は14.6%を獲得した。一昨夏放送の第2シリーズは初回19.6%で、堺雅人主演『半沢直樹』の19.4%をおさえて初回1位になっていたものの、今期は惜しくもトップの座を逃してしまった。前期は最低視聴率でも15.7%だったため、前回より低下傾向となっている。
ベスト3位に入ったのは、柴咲コウの連ドラ単独初主演作『○○妻』(日本テレビ系)。松嶋菜々子主演で大ヒットした『家政婦のミタ』(同、2011年放送)を手がけた脚本家・遊川和彦の作品で、スタッフも『ミタ』の制作陣が再集結。柴咲は少年隊の東山紀之が演じるニュースキャスター・久保田正純の「契約妻」という設定だが、謎めいたストーリーや作品の雰囲気が『ミタ』に「似ている」と話題に。初回は14.4%とまずまずのスタートだった。
続いてここからは、低視聴率を記録した下位3作品。ワースト3位は、観月ありさ主演『出入禁止の女~事件記者クロガネ~』(テレビ朝日系)で、第1話は6.5%と1ケタを記録。同作では連続主演記録を24年に更新し、初の新聞記者役に挑んでいる観月。昨年の『夜のせんせい』(TBS系)は全話平均6.5%で終了しているが、『出入禁止の女』はどこまで踏ん張れるのか。