テリー伊藤、『スッキリ!!』卒業は「実質的にクビ」!? 日テレ関係者が明かす裏事情とは?
16日放送の『スッキリ!!』(日本テレビ系)生放送で、レギュラーコメンテーターのテリー伊藤が、3月で卒業することが発表された。番組開始から足掛け9年、加藤浩次とともに長年MCを務めてきたテリーだったが、「また違うことをやってみたいなという気持ちもある」ため、卒業を決意したという。しかし関係者からは「実質的にクビ」という声も聞こえてくる。
もともと制作出身という立場もあってか、視聴者の度肝を抜くような、歯に衣着せぬ物言いで時事問題を斬ってきたテリー。ところが近頃では、ことある毎にその発言が“炎上”していた。
「特に激しいバッシングを浴びたのが、番組内で誕生した男性アナウンサーユニット『アナサー男子3人衆』についての辛辣なコメント。必死にCDを手売りするVTRを見ながら『(日テレの撮影班が同行するのは)大名行列ですよ』『見てて、何なのかなと思った』などと文句ばかりを吐き捨て、放送中からネット上には『上から目線すぎる』『聞いていて不快』『番組の企画なのに』などと苦情が殺到していました」(芸能ライター)
さらにテリーは昨年8月、山本景大阪府議に対して「こいつキモいもん」と発言したことで、BPO審議を申し立てられるという騒動に発展。エボラ出血熱に関するニュースの際には、「日本のマスコミは(発症した患者がいる)現地に行って取材すべき」と発言し、「ちゃんと考えてしゃべっているの?」と非難轟々だった。
こうした前歴があっての発表だけに、やはり卒業に関しては、テリーの意向だけが働いたというわけではないようだ。日テレ関係者はこう語る。
「同時間帯では、フジテレビの『とくダネ!』に次いで視聴率2位の『スッキリ!!』ですが、局的には毎回大赤字を出すコスパの悪い番組なんです。そこで今年は『企画やコーナーの見直し』をテーマに掲げて、その一環としてテリーさんの卒業も挙げられました。つまり経費削減ということです。当初は、本人的にも不本意だったようですが、テリーさんにも『映画を撮りたい』という思いがあったようで、最終的に『本人の意思による卒業という体であれば』という形で落ち着いたようです」
また4月以降については「すでにテリーの後釜についても案が出ており、早ければ来月中にも発表されるかも」(同)というだけに、連日ネット上を“炎上”させたテリーも、ついにはお役御免となったようだ。