浅田舞、テレビ露出激増のワケ――制作側が明かす「妹・真央の暴露話に期待」の下心
元フィギュアスケート選手でスポーツキャスターの浅田舞が、このところテレビ露出を増やしている。昨年11月放送の『徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました』(日本テレビ系)出演時には、「浅田真央の姉」という肩書以外は皆無という状態だったが、13日の同番組は「浅田舞が人気者になって帰ってきたSP」と銘打たれていたほどだ。
浅田は11月の放送で、真央との“確執”をぶちまけた。最近でこそ番組やイベントの共演もある仲良し姉妹だが、自身が20歳の頃には妹の才能に嫉妬し、毎晩クラブで遊ぶなど生活も荒れていたという。また「口論になってゲームセンターの中で引っかき合いになった」「真央は恋愛経験がまったくないのに、40代、50代のお姉さんみたいなアドバイスをくれる」などと暴露したのだ。
「このぶっちゃけぶりに、各局バラエティも色めきだったようで、その後はバラエティへの出演が激増。しかし『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で『(彼氏とは)1日50回メールするのが義務』と発言するなど、視聴者からはいちいち反感を買っていました」(芸能ライター)
そして満を持して登場した13日の『今夜くらべてみました』では、冒頭からこれまでの交際相手の人数に言及。現在交際中のシクラメン・DEppaは「3人目のカレ」と紹介し、初デートや告白方法を明かしたほか、過去の交際相手から浮気をされていた話まで持ちだす“サービスぶり”だったという。
「当時の彼氏のメールから浮気を知った浅田は、自ら相手の女性と3人で食事をすることを提案したと語っていました。このエピソードがまた強烈で、その浮気相手の女性が、2人の子持ちの既婚者だったんだとか。しかし、それでも彼と別れるさびしさを考えると別れられず、しばらく交際を継続したという『だめんず』ぶりを披露していました」(同)
こんな調子の浅田だが、昨年の同番組に出演した以降、お声が掛かったバラエティ番組は実に17本にものぼるという。この引っ張りだこの理由は、やはり真央に関するトークが期待されているからのようだ。
「彼女に期待されているのは、本人の“ぶっちゃけキャラ”という部分でなく、完全に真央に関する暴露ネタですよ。制作側としても、視聴者が聞きたいのは、世界的アスリートである妹のエピソードだと考えています。家族という立場もあって、好き勝手に話ができるという点で、デビュー当時のIMALUが、明石家さんまに関する暴露話を期待されてオファーが続いたのと、まったく同じ現象ですね」(ワイドショーデスク)
こうして今日も、期待されるがままに妹・真央のプライベートから確執まで、笑顔で暴露し続ける浅田。“批判上等”に見えるスタンスは、ある意味見上げたものだが、いつまでもこのオファーが続くとは考えにくいだけに、露出があるうちにタレントとしての一芸を磨いた方がいいのかもしれない。