「日テレ内定取り消し」女子アナ、“入社”展開に「女に嫌われるタイプ」と賛否で紛糾
東京・銀座のクラブでアルバイトをしていた経歴から、日本テレビの内定を取り消された大学生・笹崎里菜さんの訴訟が、急展開を見せた。「清廉性が求められる」としてアナウンサー職での内定を剥奪した日テレ側に対し、笹崎さんは昨年10月、採用を求めて同局を提訴。当初日テレ側は争う姿勢を見せていたが、7日に行われた和解協議では一転、和解が成立する見通しと報じられた。この和解は入社を認めることを意味し、今年4月の入社が実現する可能性が高まっているという。
内定取り消し騒動については、2014年11月発売の「週刊現代」(講談社)のスクープで明るみに。笹崎さんは内定後の研修中、母親の知人が経営するクラブで短期間アルバイトをしていたことを報告。それを理由に、日テレ側は後日一方的に内定取り消しを通知したという。
「かつて日テレでは、当時アナウンサーだった夏目三久がコンドームを持った画像が一部週刊誌に掲載されるという騒動がありました。今回の件については、この“夏目コンドーム事件”を振り返る報道も多く、日テレ側からすれば『過去の経歴が後のトラブルにつながりかねない』という判断だったのでしょう」(週刊誌記者)
報道当初、世間の反応は「日テレ悪し」が大半を占めていた。これまでの局アナによるスキャンダルを棚上げし、「清廉性」という物言いで採用を取り消ししたことに、「ホステスよりテレビ業界の方が清廉じゃない気がする」などとネット上でも批判が飛び交っていた。
「ところがいざ採用の方向に話が進むと状況は一転、『こんな人にニュースを読んでほしくない』『社内でどんだけ白い目で見られるかわかってる?』『なんだったんだこの事件』『女に嫌われるタイプ』と、内定を取り返した笹崎さんへの批判がネット上で続出。『会社の判断としては当然だった』と、日テレ側を擁護する意見も見受けられます」(同)
中には「第二の脊山誕生じゃん」と、同局からフリー転向後、あまりのワガママぶりが話題になっている脊山麻理子にあやかったコメントも。
「さらに採用後、局内での立場を考えると『即座に閑職に追いやられて、自主退社に持って行かれそう』というコメントも。日テレ内でのアナウンサー同士による“イジメ”はこれまで何度も報じられており、せっかく就職したとしても、針のむしろのまま辞めさせられてしまうのではと言われているんです。しかし、すでに他テレビ局や芸能プロダクションが、笹崎さんに接触を試みているという情報もあり、ある意味将来は安泰なのかもしれませんが」(テレビ局関係者)
世論を見る限り、今回はどちらに対しても批判が殺到という泥試合ぶりだが、4月に晴れて日テレ入社となった後の笹崎さんは、果たしてアナウンサーとしてどんな活躍をするのだろうか。