米倉涼子、菊地凛子、新山千春ら……芸能人の結婚・離婚続出に「前代未聞の年末年始」
芸能人の結婚や離婚が、これほど多かった年末年始も珍しい。2014年12月初旬に、西島秀俊(43)が、16歳年下の大手自動車メーカーのコンパニオンと結婚したのを皮切りに、歌手・中島美嘉(31)とバレーボール日本代表の清水邦広(28)がクリスマス婚。また米倉涼子(39)と2歳年下の一般男性との結婚も世間を驚かせた。男性週刊誌に、男性の住所が“米倉の自宅マンションになっている”とスクープされたことが年末結婚のきっかけとうわさされていたが、もともと元旦に婚姻届を出す計画だったらしい。米倉は「これからも初心を忘れず、感謝の気持ちを大切に、女優としてひとまわり成長できるよういままで以上に精進」とコメントしている。
ほかにも向井理(32)が、国仲涼子(35)と結婚。「伴侶を得たことで、よりいっそう俳優業に精進する所存でおります」(向井)、「皆様への感謝の気持ちを忘れずに、今まで以上に公私共に責任を持ち、人として成長していきたいと思っております」(国仲)と語っている。
元旦にも、数々の芸能人カップルがゴールイン。まずは、『ごちそうさん』(NHK)で夫婦を演じた杏(28)と東出昌大(26)。昨年の元旦、東出の実家に初めて“お泊まり”した記念日に合わせたのだろうか。モデルのMALIA(31)も元旦に、7歳年下のJ1横浜マリノスの佐藤優平選手(24)と結婚。MALIAは元横浜マリノスの選手だった田中隼磨選手(32・現松本山雅FC)と02年、19歳のときに結婚し長男が誕生したが、2年で離婚している。翌年、格闘家の山本“KID”徳郁(37)と再婚し、次男、長女を出産するが、こちらも4年で離婚。今回で3度目の結婚だ。2人は昨年の元旦に初めて出会ったそうで、その記念日に結婚となったわけだ。
昨年の11月に、路上キス&抱擁を目撃され、同棲生活も報じられていた菊地凛子(33)も、11歳年下の染谷将太(22)と元旦結婚。連名で「これからは家族としてお互いを支え合いながら強い信念を持ち作品を残していきたいと思います。そして周りの方々も幸せにできるような家庭を2人で築きあげていきたいと思います」と決意を述べていた。
そんな幸せな報告が続く中、気になるのは“結婚秒読み”といわれ続けているカップルたちだ。ドラマ『セカンドバージン』(NHK)で共演し、交際関係に発展した女優・鈴木京香(46)と俳優・長谷川博己(37)もそのうちの1組。昨年10月には、三重の伊勢神宮にお参りしていたという2人だったが、今年中の結婚はあるのだろうか。そして、恋人の建設資材リース会社の社長に“結婚情報”などをリークされている女優・観月ありさ(38)も気になる。結婚に反対する観月の所属事務所は、観月に「24年連続ドラマ主演」というギネス記録更新を目標に掲げさせ、仕事に集中させようとしているようだ。6月に挙式・披露宴とささやかれている歌舞伎俳優・中村獅童(42)の結婚発表もなかったが、果たしてどうなることやら。
年末年始の結婚と同時に話題を集めたのが離婚報告だ。秋吉久美子(60)は、04年に結婚し翌年に離婚、06年に再び結婚した26歳年下の日系二世の映像クリエーターと、昨年10月に離婚していたそうで、年末に発表した。タレント・新山千春(33)は、かねてからのうわさ通り、プロ野球・西武2軍コーチの黒田哲史(39)と年末に離婚。10年の結婚生活で、長女の親権は新山が持つという。
「14年内の離婚となるか?」とうわさされていた離婚係争中の奥菜恵(35)は、自身の不倫問題まで発覚したが、結局離婚の正式発表はなかった。タレント・スザンヌ(28)夫妻の不協和音も聞こえてきているが、なにか動きはあるのだろうか。毎年繰り広げられる年末年始の人生模様。今年の年末はどんなカップルの悲喜こもごもがあるのだろうか。いや、いくらなんでも、年末の話をするには早すぎるか。
石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。