『水曜どうでしょう』藤村&嬉野D、謎の会発足にファン絶句!! 発起の辞に「まるで新興宗教」
大ヒットローカル番組『水曜どうでしょう』(HTB)のスタッフであり出演者でもある、藤村忠寿氏、嬉野雅道氏が発足した「藤やんとうれしー」が、ネット上で「まるで新興宗教」などと注目を集めている。昨年末にオープンした同会の特設サイトを見る限り、番組ファン向けの有料サービスであるようだが……。
「1996年に北海道ローカルでスタートした『水曜どうでしょう』は大泉洋、鈴井貴之、さらに藤村&嬉野ディレクターの4人によるバラエティで、2002年に放送終了後も不定期でSP番組が放送されています。本放送終了後も、再放送やDVD化、さらには書籍出版やトークライブの開催などで新たなファンを獲得し、同番組は“伝説”と化しているようです」(芸能ライター)
そんな熱狂的なファンを多く擁するだけに、今回発足となった藤村氏と嬉野氏による会は、さぞや話題を呼んでいるとみられたが、ネット上では批判の声が飛び交っているようだ。
「同会の特設サイトでは、入会にあたって年間1万2,000円の会費が必要であるものの、現在、具体的な活動内容や入会特典に関しては明記されていません。またサイトの運営が『株式会社八木橋』という埼玉県にある百貨店の運営会社によることについても、『あやしい』などと疑問の声が出ています」(同)
さらにサイトに掲載された、嬉野氏による「発起の辞」も物議を醸しているという。
「これがかなりの長文で、『ぼくらが始めようとしているこの「会」は、人類の誕生と起源を同じくするほど深いところに根を持つと思われる、コミュニケーションという、魔術のような不思議きわまる得体の知れぬ何かを、その得体のしれぬまま、人類不変の需要とみなし(中略)今、踏み切ろうとしている』『コミニュケーションは、そんな孤独な夜空を赤々と燃えながら横断していく、あなたを照らしぼくらを照らす光の道しるべです。人生という孤独な海原を漂う者たちが夜空に求めてやまない人類の巨大な北極星です』(原文ママ)など、どうにも胡散臭い言い回しが目立つ。さらにサイト内にアップされている動画では、藤村氏が番組と同じ語りかけ口調で『1回飲もう』『入りなさいよ』などと入会を促すというもので、こちらも番組ファンの反感を買っているようです」(同)
運営の窓口に関しては、「藤村が他局で担当する番組のスポンサーだからでは?」という意見も出ているが、この会の発足についてネット上では「勘違いした人間の行動って怖い」「自画自賛ばかりしてる」「新興宗教の勧誘かと思った」「大泉もいい気はしてないはず」と、前向きな意見はほとんど見受けられない。
「近年の『水曜どうでしょう』特番に関しても、大泉がもはやローカルタレントではなく全国区の有名俳優に成長したとあって、『以前のようなムチャなパフォーマンスには期待できない』『もうきっぱり終了してほしい』といった声も散見されています。この状況でこうしたサイドビジネスが発足とあって、ファンから呆れた意見が出てくるのも仕方のない流れかもしれませんね」(同)
こうして非難轟々のスタートを切った「藤やんとうれしー」だが、番組ファンの嘆きは果たして当人たちに届くのだろうか――。