高倉健、謎の養女が“遺産”をほぼ総取り!? やしきたかじん、宇津井健“後妻騒動”再びか
昨年11月、悪性リンパ腫のため死去した高倉健さんをめぐって、にわかに“お家騒動”勃発の兆しが報じられた。6日発売の「女性セブン」(小学館)によると、昨年末に「週刊文春」(文藝春秋)のスクープで明らかになった健さんの養女が、遺産相続などさまざまな清算を、親族や関係者の頭越しに進めているという。
12月25日発売の「週刊文春」では、健さんが死去する1年半ほど前の13年5月、元女優のTさん(50)の養子縁組が成立したと伝えられた。Tさんは健さんの死の間際にも接しており、「健さんの“特別な存在”だったのは間違いない」「妻であり、母であり、娘でもあったのかもしれない」などとつづられていた。
「一方『セブン』では、このTさんが唯一の遺産相続人となり、高倉プロモーションの従業員の解雇、さらには事務所の『金目のモノ』を全て持ち出し、仕事関係の資料などを処分するように指示したと報じられています。また芸能関係者の証言によると、健さんの妹やその息子は葬儀が終わるまで健さんの死を知らされることもなく、遺体に対面することさえ叶わなかったそうです」(週刊誌記者)
健さんの弁護士は同誌の取材に、従業銀の解雇を否定し、相続や精算に関しても全ては健さんの遺言によるものと説明している。
「健さんほどの大物俳優が死去したとあって、さぞ壮大なお別れの会がすぐさま準備されるものと見られていましたが、開催の可否すら報じられていない。これは何かあるのかなと思われましたが、やはり親族によるトラブルが巻き起こっていたようですね」(芸能プロ関係者)
さらに「セブン」は、Tさんの登場ついて“第二のたかじん騒動”と指摘している。やしきたかじんをめぐっては、死の3カ月前に結婚したさくら夫人、また2人の交際をつづった百田尚樹氏著『殉愛』(幻冬舎)が「たかじん利権を乗っ取ろうとしているのでは」と、ネット上で大炎上したことが記憶に新しい。
「昨今芸能界では、3月に死去した宇津井健も、今際の後妻となった名古屋のクラブママ・文恵さんの存在が取り沙汰されています。遺産相続放棄を約束していたという文恵さんが、『遺産を放棄するとは言わない』と主張し、宇津井の長男と対立しているそうなんです。Tさんに関しても、健さんの遺産はほとんど彼女1人が相続するとあって、今後さらなる報道合戦が予想されます」(前出・記者)
大物芸能人亡き後には、こうした金銭トラブルがつきものだが、その土俵にまたしても新たな遺族が“参戦”することとなってしまったようだ。果たしてTさんはこの報道について、どのような釈明を行うのだろうか。