「V6初出場感ゼロ」「氷川きよしの意外な友達」どこも報じなかった『紅白』リハ一行情報
2014年の『NHK紅白歌合戦』が無事に幕を閉じた。12月31日の本番を前に、29日から報道陣にリハーサルを公開するのが毎年恒例。スポーツ紙をはじめ、一般紙、週刊誌、ウェブ媒体まで各芸能マスコミがNHKホールに勢揃いする、まさにエンタメ界の一大イベントだ。今回は、『紅白』を取材した記者らから、細かすぎてどこにも書けなかった『紅白』リハ1行情報を集めてみた。
■マスコミを振り回した長渕剛
3年ぶり4回目の出場になった長渕剛。今回の『紅白』では、新曲を歌うという異例の曲目で話題になったが、リハーサルでもあるドタバタが発生していたという。
「長渕は当初、写真撮影はしない条件で、報道陣にリハーサルを公開する予定でした。順番が近づき、大勢の記者らがホール内でスタンバイしていたんですが、音合わせは始まったものの、なかなか長渕本人が登場しない。結局、スタッフから『マスコミは退出をお願いします』とアナウンスがあり、リハ公開はなくなってしまいました。急に心境が変わったのかと、記者らから不満の声が出ていました」(スポーツ紙記者)
■V6、“初出場感なし”でひと笑い
デビュー20周年にして初の『紅白』出場を果たしたV6。本番では、ヒット曲「WAになっておどろう」を出演者らを巻き込んでの大合唱となり、会場を沸かせたが、囲み会見の場ではこんな“珍”一幕があったという。
「SMAPの香取慎吾が、記者からV6の『紅白』初出場について話を振られて、『えっ、初めてなんだ……』と思わず漏らしていました。井ノ原快彦が『あさイチ』MCを務めていることもあり、確かに初々しさはなかったかもしれません(笑)」(同)
■関ジャニ∞・丸山隆平の○○が注目の的!?
昨年と同じくスーツでリハに登場した関ジャニ∞・丸山隆平が、「関ジャニ∞広報部長」として、2014年に新しく設立した所属レコードレーベル「インフィニティレコード」の名刺を配っていたという。
「電話番号やメールアドレスも載っていて、一瞬ギョッとしましたが、完全にダミー。名刺より、7:3分けにピシッと分けた前髪でおでこの広さが強調された姿に、『あんなに髪の毛薄かったんだね』と、マスコミの注目が集まっていました」(芸能レポーター)
■森進一の“定年制”提案に空気がピリッ
今回の出場歌手の中で、最多47回目の出場だった森進一が、『紅白』定年制度を提案した。
「森が『50回出たら“定年”でいいんじゃないか』と言い出したものの、和田アキ子はその意見に露骨に嫌な顔をしていました。ほかの大御所演歌歌手陣も賛同せずで、少し空気がピリつきましたね。森本人が毎年、当落ラインギリギリと言われているため、記者から『あと3回、出られる気でいるとは』との声も聞こえましたね」(同)
■氷川きよしの意外な交友関係
「出演者同士の意外な交友関係が垣間見えるのも『紅白』の見どころ」(芸能ライター)というが、今回の『紅白』で、ひそかにマスコミの注目を集めていたのが、あの2人だったという。
「氷川きよしとクリス松村が、舞台裏で親しげに会話していたんです。演歌界の貴公子と、売れっ子オネエタレントの2ショットに『あの2人、仲良かったの?』と驚きましたね……(笑)」(同)
■郷ひろみに女性記者熱視線!
本番では、バナナマン・日村勇紀とステージを盛り上げた郷ひろみ。女性マスコミ陣からは、郷のある部分に「さすがプロ!」という声が上がっていたようだ。
「ずばり、爪です。きっちりと短く切りそろえられ、磨かれた上に、透明のマニキュアを塗って仕上げているようでした。細かいところまで手を抜かないプロ意識というか、女子力を感じました」(同)
「神は細部に宿る」という言葉があるように、“ど~でもいい情報”にこそ、『紅白』の面白さは詰まっているのかもしれない!?