NHK、サザン『紅白』出演に血まなこ!! 同事務所・ポルノの出場は“裏取引”だった?
大みそかの放送まであと5日に迫った『NHK紅白歌合戦』。25日には、曲目と曲順も発表され、週明けにはリハーサルも開始されるが、26日生放送の『あさイチ』には番組チーフプロデューサー・柴崎哲也氏が登場し、特別枠での出演が伝えられているサザンオールスターズに出演を懇願するという、異例の事態が発生した。
番組内では有働由美子アナウンサー、V6・井ノ原快彦の質問に答える形で、柴崎氏は「正直なところオファーはしています」「桑田(佳祐)さん、よろしくお願いします」などと、苦しい内情を暴露していた。
「柴崎氏はこの前日、局内で行われた会見で『(サザンは)出ない』と断言。Yahoo!トップニュースにその言葉が掲載されたものの、その後NHKが『どうなるのか分からないというのが正確なところ』と訂正しました。そして翌日になって、必死のサザンラブコールが繰り広げられたという流れです」(スポーツ紙記者)
こうしたNHKとマスコミとの駆け引きで思い出されるのが、2009年の『紅白』に“隠し球”として出演した矢沢永吉だ。
「スポーツ各紙が再三にわたって『矢沢出場内定』と報じるも、NHK側は徹底して否定。しかしフタを開けてみれば、矢沢はサプライズ登場しました。放送中に、突然厳戒態勢のNHKホール通路を矢沢が闊歩するという前代未聞の登場シーンは話題を呼びました。しかし今年のサザンに関しては、NHK側の必死さばかりが露呈していますね」(同)
また今回に限っては、NHKとサザンの所属事務所・アミューズとの間で行われた“裏取引”の存在も影響しているようだ。
「実は同じくアミューズ所属のポルノグラフィティは、今年は当落ギリギリといわれていたんです。aikoやコブクロら常連組が落選したのにポルノが出演したところを見ると『その代わりに、サザンをよろしく』とバーターをアピールしているかのようです」(情報番組スタッフ)
昨年は「話題性がない」といわれつつも、大ヒットした朝の連続ドラマ小説『あまちゃん』をゴリ押しする形で、なんとか好評を得た『紅白』。「今年は目玉企画が『アナと雪の女王』と『妖怪ウォッチ』(テレビ東京系)と、両方とも別会社の企画という状態だけに、せめて『31年ぶりにサザン出演』という実績を残したいのでしょう」(同)というが、残り5日のNHKの悪あがきが実るのか、注目していきたい。