メグ・ライアンが不倫の痛手を乗り越え、いよいよ熟年結婚か!?
『めぐり逢えたら』(93)、『男が女を愛する時』(94)、『ユー・ガット・メール』(98)などの世界的ヒット作に出演し、90年代は「ロマンスコメディの女王」として絶大なる人気を誇っていた女優のメグ・ライアン(53)。私生活では映画『インナースペース』(87)で共演した、7歳年上の俳優デニス・クエイドと91年に結婚し、翌年息子を出産。理想的な美男美女夫婦と呼ばれていたが、デニスの浮気癖がひどく、メグも映画『プルーフ・オブ・ライフ』(00)で共演した俳優ラッセル・クロウと不倫関係に陥り、01年に離婚。不倫・離婚とネガティブなイメージがついたために女優活動をほぼ停止し、表舞台から姿を消した。
しかし、10年には硬派なロックミュージシャン、ジョン・メレンキャンプ(63)と交際をスタート。パーティーで知り合い、ジョンがメグにミュージカルのナレーションを頼んだことがきっかけだという。当時、ジョンには18年連れ添った妻がいたが、夫婦関係は破たんしていたとのことで、2人はジョンの離婚手続き開始後から男女の関係になったと伝えられている。メグは夫の浮気に悩まされたことから結婚に良いイメージを持っておらず、ジョンも5人の子どもをもうけたものの3度の結婚に失敗。2人とも結婚にはこだわらず、マイペースに愛を温めるスタイルを維持していくものとみられていた。
しかし、今年8月。メグとジョンが破局したとの報道が流れた。ニューヨークに住みながら時折マサチューセッツ州のチャパキディック島で過ごすというライフスタイルを好むメグと、田舎好きでインディアナ州とサウスカロライナ州に家を持つジョンは遠距離恋愛であったため、距離に疲れたと伝えられた。
だが、翌9月。ジョンが米AP通信の取材に対して、「メグ・ライアンと一緒に過ごした時間は、この上なく幸せなものだった」「メグは美しい女性だし、彼女ほど面白い女性はいない。彼女以上に楽しい女性はいない。3年半、一緒に過ごせて本当にありがたく思ってる」とコメント。朝の人気番組にゲスト出演した際にも、「メグは天使だ。神様が贈ってくれた天使だ」と発言。「完全に終わりでない限り、“終わり”じゃないんだぜ」と断言し、復縁の可能性を示唆した。
そして11月には、2人が手を固くつなぎニューヨークの街を歩く姿がパパラッチされ、復縁したことが発覚。そして今、2人が結婚に向けて動きだそうとしているとの情報が流れ始めたのだ。
米ゴシップ芸能誌「Closer」最新号は、消息筋の「ジョンは都会の生活があまり好きではないが、メグのためにならとニューヨークに引っ越すことを真剣に検討している」「そして、近々メグにプロポーズするつもりでいる」という話を紹介。「メグは、もう結婚はこりごりと公言していた。しかし、ジョンとの関係が深まるにつれ、彼にとって結婚は大きな意味を持つものだと知り、彼となら結婚してもいいと思うようになった」と伝えた。
なお、ジョンもメグもロマンチストなため、プロポーズは「メグがメロメロになるような」ものになるだろうとのこと。ニューヨークでは、セントラルパークを馬車で巡ったり、マンハッタン沿いをクルージングしたりとロマンチックな演出ができるので、最高なプロポーズができるだろうと同誌は伝えている。
近年は美容整形ばかりが話題になっていたメグだが、監督デビュー作&トム・ハンクスと4度目の共演となる新作映画『Ithaca』が、最近熱い注目を集めている。作品は15年末に公開される予定で、ジョンも来年1月から8月まで全米・カナダツアーを行う予定。2人とも仕事に忙しく、結婚式を挙げるとすれば来年後半になる可能性が高そうだ。
ネット上には2人の熟年熱愛を祝福する声が上がっており、多くの人が“ラブコメの女王”だったメグが映画界にカムバックし、熟年愛を成就させることを願っている。