『紅白』決定、V6が明かした胸の内!「違う世界のお話と思ってた」「隣人が握手しに来た」
CDデビュー20周年目にして『NHK紅白歌合戦』初出場を決めたV6。11月の会見で、井ノ原快彦は「待っていてくれたファンの皆さんにも、やっと恩返しができる」と喜びを表していたが、出場発表から日がたった中、メンバーはあらためて『紅白』が決まった後の周囲の反応や、胸の内をラジオ番組で語った。
『紅白』本番が迫る中、20th Century(坂本昌行、長野博、井ノ原)の3人がパーソナリティを務めるラジオ番組『V6 NextGeneration』(JFN系、12月13日放送)では、リスナーから『紅白』出場を祝う声が数多く寄せられていることを報告。井ノ原は「隣の家のおじさんが、わざわざ(家に)ピンポンって来て『井ノ原くん、おめでとう』って握手したんだけど」と話し、長野はいろんな人から「『紅白』おめでとう!」というメールをもらったほか、坂本も知り合いから自宅にお祝いの花が届いたという。あらためて反響の大きさを実感しているメンバーだが、井ノ原はデビューの1995年を振り返り、
「俺ら、11月1日にデビューしたから、もし『紅白』出たら“最短”とか言われたんだよね。『デビューから最短で「紅白」出場』とか言われて。まぁ、別にそんな話もなく、普通に96年から『カウントダウン(コンサート)』を神戸から始めたんですよ。それからずっとやってるから、毎年こう“落選”とかって気持ちがまったくない。俺たちは『縁がないもの』だと思ってたというか、『違う世界のお話』ぐらいに思ってたじゃないですか」
と、『紅白』に対する正直な印象を語った。坂本&長野も、自分たちは「カウントダウンコンサート」に出演していることもあって『紅白』に落選したという意識はなく、活動を続けてきたという。『紅白』が終わってから「カウコン」の東京ドームに移動してくるTOKIOを見て「あぁ、こういうタイミングで来るんだな~」と冷静に受け止めていたそうで、
「最初は(『紅白』出場者が)TOKIOだけだったけど、今度は嵐、関ジャニ∞とかってなっていって。『あれ、「紅白」出てもカウントダウン間に合うんじゃねーか?』っていう(笑)」
と、井ノ原は自虐気味にトーク。また、『紅白』ではメンバーが「バク転を披露するか」という点にも注目が集まっていることについては、「大みそかにケガはしたくないよ、正直」(坂本)、「そうだよ! 60~70(歳)まで頑張らなきゃいけないんだからさ」(井ノ原)などと、本音を吐露。しかし、歌う楽曲によっては「やらざるを得ない」とも話しており、本番までのお楽しみとなりそうだ。そして最後には、
「(『紅白』は)初めてですからね。楽しみたいね。もしかしたら、もう最後かもしれないし」(坂本)
「そうだよ。記念になるからね、こういうのは」(井ノ原)
「サインもらっとこうかな、俺」(坂本)
「死ぬときに、あ『紅白』も出たんだって、一回思い出すもんね。たぶん」(井ノ原)
「冥土の土産……(笑)」(長野)
「そうだよ。孫とかに言うんでしょ。『「紅白」も出たから。1回だけど』みたいな」(井ノ原)
と、しみじみと語っていた。一方で『三宅健のラヂオ』(bayfm、12月15日放送)でも三宅が『紅白』出場が決まった際の心境をこう明かしている。
「まさか僕たちも、20周年を目前にしてこのタイミングで『紅白』に出場できるなんて、思ってなかったんでね。“鳩が豆鉄砲を食らった”感じですよ、まさに。“新人じゃないのに初出場”って、なんかうれしい半分、恥ずかしいの半分っていうね、気持ちもありますけど」
また、当日のパフォーマンスについては、
「誰に見てほしいって、一番見てほしいのは、やっぱりファンの人たちに『紅白』に出場しているV6の“晴れ姿”を見てもらいたいなと思ってますので。当日、『紅白歌合戦』のその歌は、僕は皆さんのために届けたいと思っております」
と、ファンへの思いを口にしていた。デビューから約20年での初『紅白』に、さまざまな思いを抱えているV6の面々。本番ではどんな活躍を見せてくれるだろうか?