「AKB48解散ドッキリ」に業界から失笑の嵐!「新聞でヤラセまでして」「雑なドッキリ」
6日に放送された、『めちゃ×2イケてるっ!』(フジテレビ系)の「AKB48解散ドッキリ総選挙」。放送前にはフジサンケイグループのサンケイスポーツ紙が、この企画の番宣でナインティナイン・岡村隆史と高橋みなみの熱愛報道を報じたが、記事内には“番宣”と書かれていなかったため、「ステマにあたるのでは?」「やらせ」と批判が相次ぐなど、放送前から注目を集めていた。
番組は、高橋が週刊誌に岡村との熱愛現場を撮られたため、AKB48から卒業、それに伴い、AKB48も解散する……という、AKB48メンバーをドッキリにハメる内容だったが、番組を見た週刊誌関係者から失笑の嵐だという。
「AKBの運営がマスコミを牛耳っているため、いまだほとんどのメディアでは“AKBタブー”。番組では、熱愛を撮ったのは“週刊誌”としか言っていませんでしたが、掲載する媒体があるとすれば、AKBスクープ担当記者が存在するという『週刊文春』(文藝春秋)とたまにAKBネタを報じる『週刊新潮』(新潮社)程度。番組内で、翌日『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)があると高橋が発言していたため、メンバーに熱愛写真を見せたのは木曜日で間違いないはずですが、『文春』『新潮』の2誌とも木曜日発売のため、それはおかしい。週刊誌が所属事務所に連絡を入れるのは、通常発売日の2~3日前です。どっきりのリアリティを出すなら、月曜か火曜日にするべきでしたね」(週刊誌記者)
また所属事務所にスクープ写真を送ること自体があり得ないという声も上がっている。
「付き合いのある事務所の場合は、取引材料にするために写真を見せるケースは稀にあります。しかし通常は、直撃取材の際にタレント本人の反応を見るために証拠写真を見せることはあっても、所属事務所に写真を送るなんてバカげたことはしませんよ。『文春』のように敵対関係にある場合は、連絡すらしないケースもありますからね。それはキャリアの長いメンバーなら知っているはず。だから少なくとも小嶋陽菜や峯岸みなみ、指原莉乃はドッキリと知った上での一連のリアクションでしょう」(週刊誌カメラマン)
『めちゃイケ』は以前より台本を作り込むことで有名な番組だけに、今回も「ヤラセドッキリ」の可能性が高いと指摘する。
「加入したばかりのチーム8・中野郁海が演技であそこまで泣けると思えないので、若手メンバーにはガチでやっていたと思います。逆にベテラン組は台本がないと流せないようなコメントしか言わないでしょうから、半ヤラセなのでは? 番組側かAKB側の意向かはわかりませんが、雑なドッキリにガッカリしましたね」(芸能ライター)
視聴率は12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった今回の「AKB48解散ドッキリ総選挙」。同時間帯の前4週平均視聴率9.2%に比べると3.3%も上昇したが、ネットでは「事前に新聞でヤラセまでしてそれだけ?」、「FNS歌謡祭も過去最低だったし、フジはマジでオワコン」といった厳しい意見も多数。最近は毎年のように打ち切り説が出る『めちゃイケ』だが、今後も非難まみれの内容が続くようなら、解散する日も近いだろう。