嵐、コンサート初日から“新規”紛争で大荒れ! 機材トラブルの誤報も「さすが新規」!?
嵐のコンサートツアー『ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN』が、11月14日の福岡ヤフオク!ドーム公演からスタートした。今回のツアーでは、新たにうちわとペンライトを融合させた「ファンライト」というグッズが登場したが、初日からファンライトやコンサートの構成をめぐってファンが困惑する事態となってしまったようだ。
今回はジャニーズのコンサートで定番の「ジャンボうちわ」の販売がなく、うちわとライトが一体となったファンライトが話題となっていた嵐のコンサート。ファンライトはデジタリアンエリアという指定の場所に行って「デジ嵐くん」という機器にかざし設定を行うと、自動で発光動作を開始するというもの。この設定を行わない場合でも、自分で色を操作することが可能とのことだが、嵐が用意したファン一体型の演出とあって、初日は多くの人がエリアに殺到したようだ。ネット上には「デジタリアンエリア激混み」「(コンサート)開始10分押し」と、ファンライトの設定を行うべく開演間際まで大勢の人が並んでいる写真もアップされていた。
「コンサートに参加したファンからは、ファンライトの演出は綺麗だったものの、ペンライトのように振り回す人も多く『視界が遮られて迷惑だった』と、訴える声が多く見受けられました。また、初日の公演に関しては、別のトラブルも話題になっています。コンサートの後半でモニターにタイトル名が表示されたまま5分ほどなにも起こらない状態になった時間があったそうで、Twitterでは『機材トラブルで一時中断』『盗撮が見つかって中断』などと、情報が錯綜しました。結局、これは機材トラブルなどではなく、次の演出の準備のための間だったようで、嵐のコンサートに慣れていない“新規のファン”が『勘違いした』として『これだから新規は……』『さすが新規』『新規の勘違いかよ』といった批判がSNS上で飛び交いました」(ジャニーズに詳しい記者)
このように「新規ファン=トラブルの元」と指摘するファンに対し、今度は「『これだから新規は』とか言わない方がいい」「その言い方はない」と反論するファンが登場するなど、新規ファンをめぐる論争に発展。
ファンの書き込みによると、今回はアルバム『THE DIGITALIAN』の世界観と15周年のシングルメドレーの2部構成になっており、「一時中断」と言われたのはその合間の時間のことだったようで、空白の時間は新規のファンじゃなくても「あれは戸惑った」「混乱した」「かなり長かった」というフォローも上がっている。
「ツアー最初の地だけに、ファンに混乱を招く事態も多かったのは仕方がないことですが、空白の間や、明確にアンコールといえる部分がなかったことについて、現地に行ってないファンまでもが『機材トラブルでアンコールなかったみたい』『ファンのマナーが悪くて中断した』と、事実を確認しないままに情報を広めてしまった。新規や古株ファンが揉めることよりも、こうした中途半端な情報を正誤の判断もしないで拡散するファンが多いことの方が心配です」(同)
スタート当初から“新規論争”にまで及んでしまった嵐コンサートだが、次は11月27日に大阪公演を控えている。今後の公演では、こういったファン同士の言い合いに発展するようなトラブルが起こらないことを、願うばかりだ。