『信長協奏曲』、11.6%にフジテレビ呆然!? 「数字穫れなきゃおかしい」寒~い現在地
小栗旬主演の月9ドラマ『信長協奏曲』(フジテレビ系)の10日放送の第5話の視聴率が、スタートから最低の11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。初回こそ15.8%と好調な滑り出しをみせた同作だったが、このままいけば屈辱の1ケタ台に陥りそうな気配が漂ってきた。
『信長協奏曲』は、フジテレビ開局55周年プロジェクトの一環として、今年7月にはテレビアニメが同局で放送、また実写映画も公開予定という史上初の試みで、さらに月9では初となる時代劇という話題作だった。ところが2話で13.5%、3話で12.5%と数字を落とし、祝日だった4話では14.6%と盛り返したものの、ついには第5話で過去最低の数字を更新した。
「今年の秋ドラマはテレビ朝日の独壇場。放送済みの全話で平均視聴率20%超えの『ドクターX~外科医・大門未知子~』、また18.2%を獲得している『相棒』がツートップです。その後につけるのが月9である『信長協奏曲』とみられていましたが、綾瀬はるか主演の『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)が初回14.3%から2話以降が17%台をキープしており、『信長協奏曲』は4番手となっています」(芸能ライター)
ブランド失墜といわれて久しい“月9”だが、それでも業界内から掛けられる期待は今も別格だという。しかし近頃では、尾野真千子主演の『極悪がんぼ』など、決して高視聴率に恵まれない作品も散見されている。
「小栗が放送開始直前に第一子の誕生を発表したり、またヒロイン役の柴咲コウが一部週刊誌で中田英寿との“密会”を報じられたりと、役者陣の知名度や人気以外に、話題性も事欠かない総力戦状態で、正直『これで数字が穫れなきゃおかしい』ドラマだったはずなのですが、肝心の数字はイマイチ追いついてこないようですね」(同)
また、第4話から小栗演じる織田信長の妹・市を演じる水原希子に至っては、ネット上でバッシングを浴びている始末だ。
「アメリカ人と韓国人のハーフである水原だけに、日本人離れした顔つきから着物姿が『似合わなすぎ』と話題になっているようです。水原に関しては、アイスバケツチャレンジに妊婦である長谷川潤を指名したり、鼻ピアスを着用している画像を『Instagram』にアップなど、近頃ネット上でよく騒がれていますね」(同)
しかしいずれにせよ、このまま視聴率ダウンに歯止めがかからなければ、月9枠だけでなく小栗自身の“黒歴史”となりかねない。来週以降の巻き返しに期待したいところだが……。