ローラ、高橋ジョージら……テレビ業界で存在が“お蔵入り”のタレントたち
芸能界には、さまざまな理由によって、現在テレビ局からのオファーが途絶え、“お蔵入り状態”になっている芸能人がいる。その1人が、実父であるジュリップ・エイエスエイ・アル容疑者が、詐欺容疑で2度目の逮捕となったローラだ。7月に同容疑で国際手配された時点では「ローラ自身が悪いわけではない」とメディアや世論に支持されていたローラだったが、現在テレビでの起用は難しい状況になってしまったという。
「ジュリップ容疑者は不起訴処分で釈放された際、ローラをマネして報道陣にOKマークを見せたことにより、捜査関係者だけでなく世論の怒りまで買ってしまった。そこへきて再逮捕とあって、もはやローラもかばいようがなくなってしまいました。テレビでのポジションがイジられキャラということも相まって、もはや使い道がない状態です」(週刊誌記者)
ローラの場合は不可抗力という部分も否めないが、自らの言動によって“お蔵入り状態”に陥っているのは、2010年に絢香と結婚した水嶋ヒロだ。
「夫婦で立ち上げた事務所に移籍した後、俳優活動は映画『黒執事』で主演を務めたくらいで、あとは小説執筆や雑誌編集長就任といった謎の活動ばかり。テレビに出られなくなったのは、番組の演出にいちいち口を出したり、また絢香の収録に我が物顔で立ち会い、クレームまでつけてくるという“腰巾着ぶり”が煙たがられてしまった結果でしょう。小説でも俳優活動でもヒット作を出せれば話は別ですが、もはや局側にとって彼を使うメリットがないんです」(同)
また高橋ジョージは、10年の『サンデー・ジャポン』(TBS系)生放送中、特定の政党を支持する発言をしてしまい、翌週には降板という目に遭ってしまった。
「高橋は、『俺は公明党支持』と発言したことにより、翌週のエンディングで突然の卒業を告げられました。高橋と三船美佳夫妻が、公明党の支持母体である創価学会の信者ということは有名な話ですが、番組中に私情を持ち込んだと局側に認識されたことで、完全に“取り扱い注意物件”となってしまったのです」(テレビ局スタッフ)
そして芸能界ではタブーとされる“大手プロ独立”によって、完全にテレビから消えてしまったのが野久保直樹だろう。
「野久保は09年、突如自身のブログで所属事務所からの独立を宣言。すぐに事務所からは訂正が行われましたが、翌年に契約解除となるまで“干された”状態でした。その後は舞台俳優として細々と活動をしていますが、芸能界のルールを堂々と破ってしまう危険人物とあって、テレビを始めとした影響力が強いメディアへの出演は皆無に等しい状態です」(同)
世間への影響力を持つ芸能人だけに、人気や能力だけでテレビ出演ができるとは限らないようだ。