カルチャー
『愉悦のとき』に学ぶ、中高年女性の「普通」のセックスとホルモン考
2014/10/22 20:00
先日、書店にて、『ゆうゆう』(主婦の友社)、『健康365』(エイチアンドアイ)、『ゆほびか』『爽快』(マキノ出版)など、老年期に差し掛かった女性をターゲット視しているであろうコーナーに差し掛かった時、『愉悦のとき』(徳間書店)というド渋いタイトルのムック本を発見。なんとなく手に取ってみた。
愉悦とは、愉快で、楽しくて、喜んでいる様を表すが、表紙からは、そうした嬉々としたエネルギーが漂って来ない。それも偏に、イラストの女が、紫のドレスに白レースのショート丈のカーディガン、パールと思しきネックレスをあしらった「昭和の清楚なホステス」のような、ただならぬ薄幸さを醸し出しているせいである。
最終更新:2014/10/22 20:00