Hey!Say!JUMP&ジャニーズWEST、初冠『リトルトーキョーライブ』が視聴率1%割れに
Hey!Say!JUMPとジャニーズWESTが週替わりでMCを務める『リトルトーキョーライブ』(テレビ東京系、水曜午後11時58分~)が、10月8日からスタートした。この番組は今春に放送され、TOKIO・松岡昌宏、嵐・相葉雅紀、KinKi Kids・堂本剛らが出演した『トーキョーライブ24 ジャニーズが生で悩み解決できるの!?』の“のれん分け”的番組。初回放送には、Hey!Say!JUMPから八乙女光、高木雄也、岡本圭人の3名が出演し、視聴率は1.4%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区/以下同)を獲得した。
初回は、リアルタイムで進行するコーナー「どーなるライブ」で、歌舞伎町のボウリング場と中継をつなぎ、ホスト、キャバクラ嬢、オネエ、酔っ払いサラリーマンによるボウリング対決の勝者を予想する企画に挑戦した。メンバーは酔っ払いやオネエに困惑気味で、ファンからは「ジャニーズWESTなら大丈夫だけど、JUMPに歌舞伎町は……」「放送事故スレスレ」という指摘も上がってしまったが、「アドリブやバラエティ力をつけるにはありがたい番組」「場違いなキラキラ衣装でオドオドするJUMPが面白かった」と感謝の声も。
「そして、15日にはジャニーズWESTから中間淳太、重岡大毅、神山智洋が登場し、嵐・関ジャニ∞・NEWS ・Hey!Say!JUMP・ジャニーズWESTのグループ名が書かれた名札を使い、ジャニーズ内での自分たちの序列を説明するという流れに。『嵐は東のトップ、関ジャニ∞は西のトップ』と話し、嵐の少し下に関ジャニ∞の名札を配置。自分たちの札はNEWSと横並びにし、重岡が『一緒に頑張っていきますから……』と言いながら一番下にHey!Say!JUMPの名札を置いたんですが、これが一部JUMPファンの反感を買ってしまったようです」(ジャニーズに詳しい記者)
ジャニーズWESTファンからは「嵐のやや下に関ジャニ置くのがわかってる」という感想が上がる一方、真面目に受け取った一部のHey!Say!JUMPファンが「JUMPはもっと上」「イラっときた」「ジャニーズWEST嫌いになった」などと噛み付く事態に。「JUMPには負けられない」という意味でランク付けしただけに、ジャニーズWESTファンからは「彼らに悪気はない」といった擁護コメントが相次いだ。神山も序列を決めることに「大丈夫ですか? やりようによってはアンチがすごい増える」と懸念していたように、ネット上では双方のファンの抗争が勃発してしまったようだ。
「番組の途中には、19日からスタートする『トーキョーライブ22時』のMCであるNEWS・小山慶一郎が登場し、NEWSの名札のポジションを見て『(NEWSは)ジャニーズWESTさんに寄りかかる感じで』と、イジっていたのが救いでしたね。そんな物議を醸したジャニーズWESTの放送ですが、視聴率は0.9%を記録。初回放送のHey!Say!JUMPで見切りをつけられてしまったのか、単純にジャニーズWESTでは数字が稼げなかったのか……。この日は映画『アウトレイジ ビヨンド』が放送されたことで放送時間が20分以上遅れてしまったことも要因だと思いますが、時間がかぶっていたKis‐My‐Ft2の特番『キスマイバトル ROBOT!5番勝負』(日本テレビ系、午前0時9分~1時4分)は3.8%で『リトルトーキョーライブ』は同時間帯の民放最下位になっていました」(同)
同番組のプロデューサー・佐久間宣行氏はTwitterで、JUMP放送回は事前に内容をメンバーにまったく知らせていないと明かし、「楽屋でドキドキしてるはずだ!あえてリハもしない!」とつづり、放送終了後には「(JUMPは)緊張してた。でも、楽しかったそうで。これから関係性を作っていきますよ、みんなで」と報告していた。
また、ジャニーズWESTの放送後は「リトルトーキョーライブ生放送終わり、面白かったー。主にスタッフが慣れたというのが大きいのですが。それと、小山くん……頼りになるわー」とツイートしており、『リトルトーキョーライブ』出演陣にはまだまだ“修行”の必要がありそうだ。視聴率対決では先輩のJUMPに軍配が上がったが、2組が今回の番組を通じて成長を見せてくれることを期待したい。