ケシャVSプロデューサーの裁判、レイプを匂わせる母親のメールで泥沼化
早くも泥沼化を予感させる騒動だが、ここにきて、「ケシャは18歳のときにルークに処女を奪われた」と書かれたペペのEメールが公開され、その内容にネットが騒然とさせている。
「TMZ」は16日、ペペが昨年、ルークの弁護士に送ったEメールを入手したと報道。「私、ケシャ、レディー・ガガら彼女の友人たちは、数日のうちに、このことを世間に公表します。ケシャが18歳のとき、ルークにデートレイプされたって」「ニッキー・ヒルトンの誕生日でしたっけ? パリス・ヒルトンの家だったかしら? ルークはケシャに薬を与えて、その2日後、彼女はホテルに全裸でいましたよね。そして、もう処女ではなかったのよね」という生々しい内容を公開した。メールには、「こんなこと公表されるべきだと思う? ルークがケシャを法的な契約から解放して、私に音楽の権利を戻す。もしくは、ケシャと私が真実を語る」と脅すような言葉もあり、ケシャの音楽に関する権利から外されたペペの脅迫とも受け取れる。
この記事のコメント欄には、「娘がレイプされた、処女を奪われたという真実を知っていながら、なにもせずに、脅迫のネタに使うのは母親としてどうなの?」「18歳のケシャがバージンだったとは信じられない」「本当なら、すぐに警察に行くべきでしょ」といった言葉が書き込まれており、「ルークが立場を利用してケシャと性的関係を結んだ可能性は大だが、ケシャが18歳で処女だとは信じがたい。処女だったと言うことで、全てがウソ臭く感じられる」という意見が多いようだ。
10年近くも虐待を受けてきたにもかかわらず、なぜケシャがこれまでなにも行動をとらなかったのかという疑問を投げかける声も高まっているが、現地の最新の報道では、ケシャはいわゆる「ストックホルム症候群」だったとのこと。若い頃から長年虐待されてきたケシャは、誘拐や監禁の被害者が極限状態の中で犯人に同情や連帯感を抱くようになる「ストックホルム症候群」に陥り、がんじがらめになっていたというのだ。今年1月から入所していたリハビリ施設でのグループ・セラピーでも、ルークからされてきたことを話していたという報道も流れており、ケシャがルークに苦しめられてきたのは紛れもない事実だとしている。
ルークは真っ向から戦う気でいるようなので、今後、この件が裁判所で争われる可能性は高いが、はたしてどこからどこまでが真実なのか。展開に注目したい。