V6・井ノ原快彦、セクハラ特集の“男前発言”が話題! 『あさイチ』で人気急上昇のワケ
15日放送の『あさイチ』(NHK)でのV6・井ノ原快彦の発言が、ネット上で称賛を浴びている。この日のテーマは「女性リアル 知られざる“セクハラ”」。井ノ原は共演する有働由美子アナウンサーに対する、番組内での扱いに関しても言及。自らの番組における“セクハラ”まで厳しく追求する姿勢には、ファンのみならず多くの視聴者から共感を集めたようだ。
番組冒頭では、過去に番組内で中谷文彦アナウンサーが、スカーフを巻いた有働アナに「有働さんは熟女仕様」「くすんだ顔も明るく見える」などと発言したことを紹介。これについて、番組には視聴者から「セクハラです」といったクレームが寄せられていたという。
また一般女性のセクハラ被害を紹介する再現VTRが流れると、井ノ原はヒートアップ。小学校のPTA活動中、学校の教頭から「旦那さんは若いそうだけど、夜の方も元気かな?」と言われるというVTRに向かって「黙れジジイ!」と叫ぶほどだった。
さらに井ノ原は、有働アナに対するスタッフらの言動に持論を展開。冒頭の中谷アナの発言に関して、有働アナは「(中谷アナとは)同期で、何を言われても楽しませようとしているのがわかる、という関係性があるから」とするも、井ノ原は「有働さんは切り返しが上手だし、どうぞ笑ってっていう感じだからみんな救われるけど」とフォロー。被害者意識はないとする有働アナだったが、井ノ原は納得できない部分も少なからずあったようで、「この番組でも思うことはありますよ。縁結びの神様のテーマがあったら、(スタッフは)必ず有働さんに持っていく。有働さんは『ラッキー!』って感じだけど、その全てが有働さんに対していいってわけじゃない。それで笑い取れると思ったら大間違いだぞって思う」と断言した。
この一連の井ノ原の発言に対して、ネット上では「イノッチカッコいい」「男前すぎる」「言葉の選び方が素晴らしい」と、称賛の声が殺到。「(有働アナの扱いが)ずっと気になってたので、つっこんでくれてよかった」と同意する意見もあり、中には「有働さん、ちょっとうるっとしてたかも」というコメントも。
「井ノ原は9月に番組内で、9月1日が防災の日であることの由来が、関東大震災にちなんだものであることを『知らないです』と発言し、ネット上で『無知すぎる』と炎上してしまったことも。『ジャニーズタレントは無学』といった声も上がるなど、井ノ原だけでなく、ジャニタレ全体へのイメージダウンになりかねない事態になりました。TOKIO・国分太一、山口達也、嵐・櫻井翔、NEWS・小山慶一郎と、最近では情報番組や報道番組に進出するジャニタレが多いこともあり、この失敗は致命的とみられましたが、井ノ原は後日番組内で『なぜ9月1日が防災の日なのか』を勉強したと、その内容を発表しました。その真面目な対応に、視聴者からの好感度が逆にアップしたんです。『あさイチ』に出始めた頃は、井ノ原のNHKらしからぬくだけたMCぶりに批判の声もありましたが、今では同番組が井ノ原人気を支えるようになったと言っても過言ではないでしょう」(芸能ライター)
今回の放送では、「個人個人がデリカシー、モラルを持つべき」と断言し、共演者だけでなく多くの視聴者からも賛同を集めた井ノ原。今後も同番組でのMCぶりに注目が集まる。