スヌープ・ドッグ、ネタにされマジギレするイギー・アゼリアをさらに弄ぶ
その後、スヌープは「TMZ」の記事のスクリーンショットも掲載し、メイクで白人に扮したスヌープの別名“トッド”の笑顔写真に「スヌープ・ドッグとイギー・アゼリアのビーフ!?」という言葉を添えて写真をアップし、「ってトッドも驚いてるよ。妹ちゃん、落ち着けよ。ハイになってジョークかましただけだって」という弁解のようなメッセージを発信。自分とイギーの写真を並べて、「で、なんだって?」というコメントを付けた。「これがスヌープ流の謝罪なんだろう」と世間は受け止め、これで一件落着かと思われた。
しかしスヌープのネタは尽きず、映画『最凶女装計画』(2004)で黒人俳優・監督のマーロン・ウェイアンズが白人女性に変装した写真とイギーの写真を並べて、「イギーが『最凶女装計画』のマーロンに激似なことをスルーしろってわけね」とまたもやイギーをからかい、「オッケー、これで最後だ。ハハハハ オレが作ったわけじゃないぜ。投稿しただけだから。ハハハハ、ってトッドが言ってるけど」というコメントを掲載。徹底的にイギーをコキおろした。
ヒップホップグループ「ザ・ドッグ・パウンド」の一員としてスヌープと深い交流を持つダズ・ディリンジャーは「TMZ」の取材に対して、「スヌープとイギーはレベルが違いすぎるっつーんだよ。(スヌープは写真に対するイギーの)抗議なんて、屁とも思ってねぇし」「あのオンナ、自分のボディガードがスヌープのダチの命を救ったとか言ってるけど、それ、ウソだから」とイギーをウソつき呼ばわりし、「ビッチは自分の場所でおとなしくしてりゃいいんだよ。でなきゃ、ニッキー・ミナージュを連れてくるぜ。正真正銘、本物のラッパーのな」と嫌悪感をあらわにした。
今回の件について、ネット上では「女性を笑いネタにするのはかわいそう」「男らしくない」とイギーに同情する声が上がっているが、「似てる。スヌープ最高」という意見が大半。メディアも、つかみどころのないスヌープ相手に小娘のイギーが抗議したことを面白がって報道している。
元カレとの件で精神状態がギリギリだったところに、スヌープにいじりまくられたイギー。パパラッチ相手にブチ切れ、「エボラに感染して死んじゃえばいいのに!」と罵声を浴びせる動画までもが流出し、「イギーこそ、言っちゃいけないことを言ってる」「冗談にならないことを言ってる」と叩く声が上がっており、「このままだと年内には精神崩壊するのでは」と危惧する声も多い。
アメリカ版「2ちゃんねる」こと「reddit」が存続できるように、セレブ仲間たちと組んで5,000万ドル(約53億円)の資金を調達したことで話題になったばかりのスヌープ。自由とネットを愛する彼らしい美談だが、今回のように「ネットでの安易な書き込みは、人を傷つけることにもなる」という点には注意しなければならないといえよう。