ジャニーズWEST、新曲発売も「売り上げ惨敗」! ファンは「テレビ露出少ない」と嘆きの声
今年4月に「ええじゃないか」で、CDデビューしたジャニーズWEST。10月8日には2枚目となるシングル「ジパング・おおきに大作戦/夢を抱きしめて」がリリースされたが、初日売り上げ枚数はデビュー曲の半分以下という厳しい結果が出てしまった。関西ジャニーズJr.からは、関ジャニ∞以来10年ぶりのデビューとなり、華々しいスタートを切った彼らだが、2作目は週間ランキングで首位獲得も逃してしまった。
8日リリースの新曲は、約6.5万枚を売り上げ、7日付のオリコンシングルデイリーランキングで2位にランクイン。1位は同日発売の乃木坂46の新曲「何度目の青空か?」で、初日に約41.2万枚を売り上げ、ジャニーズWESTの追い上げは絶望的に。デビュー曲「ええじゃないか」は初日約15.1万枚と好発進を切り、週間ランキングでは26.2万枚を記録して首位を獲得。8月発売のアルバム『go WEST よーいドン!』も初週約8.3万枚と、まずまずの売り上げを記録していたものの、2枚目のシングルは先が思いやられる結果となった。そして、14日午前にオリコンが発表した情報によると、乃木坂46の新曲は初週売り上げ47.9万枚で、20日付の週間シングルランキングも首位となった。
「ジャニーズWESTの最終的な初週売り上げはまだ明らかになっていませんが、10万台には達したものとみられています。どのグループも2作目の売り上げはデビュー曲より低くなるものですが、初動がデビュー曲の半分以下では、前途多難ですよ。ファンの間では、今回の売り上げ低下について、デビュー曲は“ご祝儀買い”が多かったと指摘する声が上がる一方で、新曲発売に際して『テレビ露出が少ない』と、不満が漏れています。『ええじゃないか』では、CDの発売前に『ミュージックステーション』(テレビ朝日系、4月18日放送)に出演しましたが、今作を引っ提げての歌番組への出演は『魁!音楽番付~Eight~』(フジテレビ系)のみ。『なんでMステに出ないのか』『露出さえあれば』と、嘆くコメントが上がっています」(ジャニーズに詳しい記者)
ジャニーズWESTは、8月には大阪・松竹座で、9月28日までは東京・日生劇場で舞台『台風n Dreamer タイフーン・ドリーマー』に出演。スケジュール的に新曲のPRをできる時間が少なかったのかもしれないが、今作の売り上げを見る限り、やはり宣伝不足と言わざるを得ないだろう。
「メンバーの重岡大毅は、4月期の深夜ドラマ『SHARK ~2nd Season~』(日本テレビ系)で連続ドラマ初主演を務め、デビューと同時期に未成年時の飲酒喫煙&性暴力疑惑を報じられた藤井流星も、7月期の『アゲイン!!』(TBS系)で連ドラ初主演を飾りました。また、今秋も先輩の山下智久が主演の映画『近キョリ恋愛』(10月11日に公開)には小瀧望が出演し、重岡は関ジャニ∞・錦戸亮主演『ごめんね青春!』(TBS系)にキャスティングされています。個々の露出はあるものの、グループの一般的な人気にはつながっていないようですね」(同)
デビュー後、メンバー全員を定期的に見られる機会は『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)程度だったが、10月からはHey!Say!JUMPとジャニーズWESTが週替わりで3人ずつ登場する『リトルトーキョーライブ』(テレビ東京系)がスタート。ジャニーズWESTにとって東京では初めての生レギュラー番組となるが、早くも苦境を迎えてしまったジャニーズWESTにとって、現状を打破するきっかけになるだろうか?