上原多香子を支えた義両親の深い“配慮”――嫁と息子をめぐる圧倒的なエピソード
それは義母の上原へのあまりに深い“配慮”だった。上原はまだ若い。別の人と結婚するかもしれない。そんな時お骨があっては足枷になる。立ち直るにも時間がかかってしまうかもしれない。だから自分たちが持っていた方が上原のためだ、と。
こんな素敵な人たちに囲まれていても人は自殺する。もしかしたら、それはどんな人にも可能性のあることなのかもしれない。そんな思いさえ抱く記事なのだが、とはいえまるで東スポみたいなセンスのタイトルをつけてしまった「セブン」。まあ、週刊誌はセンセーショナルが命というのはわかるけどね(でもウチの母親はこのタイトルだけ見て『本当は嫁姑の仲が悪かったんだね』と言っていたので、それは否定しておいた。タイトルだけでそう思い込んで、記事を読まない人も多いだろう。残念だ)。
今週の「セブン」に掲載されていた森田剛と26歳の恋人が破局報道。しかし記事中に気になるこんな記述が。
「森田の恋の相手――それは、本誌(4月24日号)がスクープしたセクシー女優のAさん(26才)」
確かに2人をスクープしたのは「セブン」が一番早かったです。でもちょっと違ったんじゃありませんか? あの時「セブン」では相手は“セクシー女優”ではなく「北海道出身の元グラビアアイドルAさん」だったのではないでしょうか。まあ結局は同じ人ですけどね。それで翌週の「週女」が“現役のセクシー女優”として芸名を明かしたのだが、ここでも“セクシー女優”って……と苦言を呈しておきました。2誌ともなぜ“AV女優”に対して言葉狩りのようなことをするのかと。AVっていつから差別用語になったのか? 確かにテレビとかでもそう言い換えているが、雑誌も同じ意識の末の“書き換え”か。
今回「セブン」は元グラドルから“セクシー女優”と直しているが、またもやモヤモヤします。でもって、記事では破局の理由は森田が多忙なためらしい。でも彼女である美雪ありすは若いし、とにかく一緒にいたい。で、すれ違い。
熱愛発覚時には、彼女を守ろうとジャニーズNG媒体の「週女」に男気のあるコメントをしていた森田だけに、破局は残念だ。いや芸能界の破局報道は、二転三転することがよくあるから、来週の「週女」がひっくり返してくれるかも!?
小栗旬と山田優の第一子が誕生した。めでたい。このめでたい発表の際に所属事務所から出された文書には、出産日や性別、名前などは「個人情報」のため発表しないとあったが、そんなことに怯むのは週刊誌ではない。「週女」には「女の子であることは間違いないようだ」とある。
だが面白いのは「週女」の出産記事の切り口だ。単なるおめでとう記事ではなく山田のモデル仲間とその夫たちを登場させた。
山田の夫(小栗)は浮気男。モデル仲間で親友の西山茉希の夫(早乙女太一)はDV男。もう1人の頼れる友人の長谷川潤の夫(アジア系アメリカ人でハワイでシューズ店を経営)はヤンチャ男。山田の友逹の夫はみーんなダメ夫。だからこそ女友逹の絆も深くなる――。
こじつけかもしれないけど、面白い視点の記事だった。