チャーリー・シーンはメルトダウン間近? 側近をクビにし、歯科医院で大暴れ
酒、麻薬、オンナ漬けの日々を送り、2011年には主演していたテレビドラマのプロデューサーに批判され、番組をクビになったチャーリー・シーン。メルトダウンした(精神的に不安定な状態に陥った)が、その奇行や破天荒な言動が面白いと世界中から注目された。その後は、困っている人に気前よく寄付する“足長おじさん”に変身し、慈善家として持ち上げられるように。12年にスタートした『Anger Management』(怒りの感情をコントロールする治療法)というタイトルのテレビコメディも好調で、元妻たちとの争いや共演者批判のほかは、これといった問題も起こさずに暮らしている。
チャーリーがメルトダウンした原因は、コカインなどの麻薬にアルコールをミックスさせ、ポルノ女優たちと“お楽しみ”を繰り広げたことだとみられている。中でもコカイン依存がひどく、12年末にも「毎日2,000ドル(約21万円)のコカインを摂取している」という報道が流れ、心配する声が上がった。その後、24歳年下の元ポルノ女優ブレット・ロッシと交際を始めたことで落ち着き、今年2月に彼女と婚約してからは今度こそ結婚生活がうまくいくに違いない、と本人も期待するほど順調に。11月22日には金に糸目をつけず、ブレットの望み通りの盛大な結婚式を挙げる予定だと伝えられている。
このように、愛する婚約者のおかげで絶好調だとみられていたチャーリー。しかし、ここにきて雲行きが怪しくなってきた。コカインを断ち切ることができておらず、メルトダウンすれすれの状態だという報道が流れ始めてきたのだ。
9月30日、米大手ゴシップ芸能サイト「RadarOnline」は、チャーリーが鼻を縫うケガをしたために『Anger Management』の撮影が1週間中断されたと報道。チャーリーの代理人ジェフ・バラードによる、「愛犬とプールで遊んでいたときに、誤って浅い場所に飛び込んでしまい、顔を強打し、鼻を切るケガをした」「すぐに医者に行って縫ってもらい、事なきを得たが、顔であるため撮影は1週間休んだ。月曜日(29日)には撮影を再開しており、大丈夫だ」という情報を伝えた。
不注意からケガをしてしまったようにも思えるが、「RadarOnline」は、チャーリーが先日、長年彼のもとで働いてきたボディガードをクビにしたことから、彼の暴走を止められる人がいなくなり、ケガをしたのではないかと報じた。そのボディガードは、チャーリーが11年にメルトダウンし最も苦しかった時期も彼を守り続けたイスラエル国防軍出身の真面目な男だったそうで、彼のことを心底心配していたため、突然クビにされたことを悲しんでいるとのこと。チャーリーはこれまで世話になってきたマネジャーや広報、弁護士もクビにしているが、これは婚約者が「アタシの存在を、みんな快く思っていない」と思い込み、クビにするようチャーリーに進言したからだともウワサされている。婚約者の言いなりになるのは仕方ないのかもしれないが、本当に彼のことを心配し守ろうと頑張ってくれる人たちをクビにしてしまったことで、チャーリーはメルトダウン一直線になるのではという見解を、同サイトは示した。
この報道から2日後の10月2日。今度はチャーリーが歯科医にナイフを突きつけるなど大暴れしたと伝えられた。
米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」が捜査当局から入手した情報によると、チャーリーは9月25日に治療を受けるため、ロサンゼルス市内の歯科医院を訪問。促されるままに治療イスに座ったが、吸入麻酔薬である笑気ガスを入れるマスクを顔にかけられたときに突然爆発。担当の歯科技工士に、両手を振り回しながら攻撃してきたという。