芸能
あれからもう3年……

松本人志に「映画やめろ」と物申せない!?  吉本が島田紳助復帰をあきらめないワケ

2014/10/03 08:00
『松本人志の怒り 青版』(集英社)

 8月に大阪で行われたライブイベントに登壇し、芸能界復帰は「2000%ない」と発言したことが話題になった島田紳助。3日発売の「フライデー」(講談社)でも、直撃インタビューに対して同様の回答をしており、やはり芸能界への未練は残っていない様子だったが、元所属事務所である吉本興業には、世間の批判を振り切ってでも復帰してほしい“ある事情”が存在するようだ。

 同誌で、紳助は「今のところではなく、金輪際ない。もう必要とされてないでしょう」と、完全に芸能界復帰を否定。吉本の大崎洋社長は度々紳助の復帰を希望する発言をしており、当の紳助も「吉本の人とはちょくちょく会ったりするけど」としているが、やはり本人の意志は固いようだ。

「『暴力団との交際疑惑』という引退理由が理由だけに、紳助の復帰に対して世間やスポンサーの反応は、ほとんどが批判的だった。しかしそんな中でも吉本が紳助復帰を望むのは、紳助を兄と慕っているダウンタウン・松本人志の存在が原因という説があります」(広告代理店幹部)

 松本は尊敬する人物に紳助を挙げ、また紳助が引退する際には、唯一松本にだけ事前に打ち明けるなど、両者の親密関係は有名な話。ところが紳助が引退したことにより、松本の“お目付け役”がいなくなってしまい、吉本内で松本に意見できる者がいなくなってしまったというのだ。

「大コケ続きの映画制作、『フラッシュ』の版元である光文社への訴訟など、吉本としてはセーブしてほしい事案があったとしても、誰も松本に物申せない。全てのことが松本の意向ひとつ決まってしまう状態なんだそうです。吉本には、明石家さんまや西川きよしなど、松本の先輩に当たる芸人も多数所属してしますが、芸能界により深くコミットするため上京した東京吉本においては、実質的に松本がトップという状態だけに、この環境が誕生してしまったというんです」(同)

 吉本がこの松本のお目付け役に、紳助を必要としているのであれば、批判を覚悟の上でカムバックを期待するというのも頷ける。もはや紳助の意志が揺るぐこともなさそうだが、今後も報じられ続けるであろう“復帰説”の行方はいかに――。

最終更新:2014/10/03 16:40
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