江角マキコ、『バイキング』続投の裏で「フジテレビ社員の夫が事態収束に奔走」?
いまだ低迷にあえぐフジテレビ。昼のバラエティ番組『バイキング』関係者からは「何をやっても数字が上がらない、ツラい」と青息吐息の状態も漏れ聞こえてくる。「守ったら負け」を合言葉にしている『めちゃ×2イケてるッ!』も視聴率1ケタ続きで、もはや土曜夜8時の看板を守れるかどうかも難しいところだ。
何をやっても当たらない沈没寸前の中、フジテレビに残された「うまみ」は社員の給料の高さだという。
「週刊誌などの報道によると、フジテレビ社員の平均年収は、在京民放キー局の中でダントツの1,570万円。2位は意外にもTBSで1,358万円も稼いでいます。そのあと日本テレビ、テレビ朝日、テレビ東京と続き、テレ東でさえ1,050万円です」(芸能ライター)
フジテレビ社員の賃金水準は、1,000人規模の会社としては世界一だともいわれる。そんな「世界一」の“妻”というステイタスを求めて結婚したのが江角マキコであり、また『スーパーニュース』のキャスターを務める安藤優子だ。
「江角マキコの夫はフジテレビディレクターの平野眞氏です。平野氏は『やまとなでしこ』『僕と彼女と彼女の生きる道』『エンジン』『CHANGE』『ラスト・シンデレラ』などヒット作を連発する名演出家。今回の『HERO』も全11話中、4話を手がけました」(同)
一方、江角は1996年に写真家の桐島ローランドと結婚したもののわずか9カ月で離婚。03年、江角37歳のときに平野氏とドラマ『ショムニ』で職場再婚した。そしてその2年後、39歳で女児が誕生。年齢から考えても、平野氏との結婚は、彼女にとって人生最大にして最後の買い物だったのだ。
「現在、平野氏は関係各所に『今回のこと(長嶋一茂邸落書き事件)には、もう触れないでくれ』と頼んで、事態を収束しようとしているようです」(テレビ関係者)
しかし、元マネジャーの単独犯行であろうが、裏で江角が指示していたのであろうが、長嶋一家の海外旅行中に落書きをしたということは確信犯である。また、何より江角は釈明したブログで「心療内科で治療中の元マネージャー」と綴ったが、「他人の罹病の過去を公にするのはプライバシー侵害に抵触する。もしこの一件が収まったとしても、彼女に対するイメージは、これまでのようなものではいられなくなる」(前出・芸能ライター)という。今回、最終回の視聴率が22.9%と有終の美を飾った『HERO』。その人気を支えた1人・平野氏も、心中穏やかではいられないだろう。
もう1人、フジテレビの女帝として、そして今も夕方の報道番組の顔として君臨しているのが安藤優子だ。
彼女には江角同様、2度の婚姻歴がある。それも、2度とも、妻子ある男性の略奪婚だ。絶好調の木曜ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)を地で行くような人生である。
「1度目が電通のエリートサラリーマン。10歳年上の妻子持ちでしたが、これを奪って結婚したものの、わずか3年で離婚しました。2度目が、フジのプロデューサーで自分の番組を担当していた堤康一氏です。堤氏には17年連れ添った妻子がいたとも聞きますが、安藤はこれも奪って正妻の座に就きました」(芸能ライター)
江角の再婚にせよ安藤の略奪婚にせよ、その裏にどんな愛の育みがあったのかは当事者以外にはわからず、好きになった人がたまたまフジテレビの肩書を持つ男性だったともいえる。
「年間2億円ともいわれる安藤への莫大なギャランティを支払い続けるフジとしては、『安藤切り』を図りたいが、それも夫の威光が見え隠れしてできないでいるといわれています。それは、騒動後も『バイキング』に出演し続ける江角も同様です。結果的に彼女たちは、フジテレビの権力を後ろ盾に芸能活動を続けているということです」(前出・関係者)
このような“癒着”を続けている限り、フジテレビへのイメージが、さらに落ちていくことは間違いないだろう。