「キムタク追放」発言の園子温、SMAPと“因縁共演”で謝罪も「ブーイング強まる」
SMAP木村拓哉と映画監督・園子温氏の“因縁の共演”が話題になっている。22日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に、映画『TOKYO TRIBE』主演の鈴木亮平とともにビストロスマップへ登場した園監督が、過去の「キムタク追放しろ」発言について謝罪したのだ。
ことの発端は2012年、「ブルーリボン賞」での一コマ。園監督は無名役者をそろえた米映画『スター・トレック』について、公開中だった木村主演の『宇宙戦艦ヤマト』を比較に出し、企画で勝負しない日本の映画界を批判する意味で「キムタクなんて映画に起用しちゃだめなんだよ」とコメント。
「この発言を、ジャニーズとは犬猿の仲である東京スポーツが『キムタク映画界から追放しろ!』と一面で報じたのです。“キムタク追放発言”は大きな波紋を呼び、現在でも園子温と検索するだけで『木村拓哉 追放』といった関連ワードが出てくるほどです」(芸能ライター)
そして今回のオンエアでは、この部分を園監督自らが釈明する展開に。園監督はしどろもどろになりながら「キムタク追放しろ、みたいなことを言ったことになってるんですよ」と切りだすと、中居正広に「木村が怒るかもしれないけど、俺もイライラしてきますよ。その流れ教えてください」と説明を促され、「プロデューサーがキャスティングの時に、持ってくる(キャストの)名前がいつも同じ。もうちょっと考え方を変えた方がいいっていう話を言っただけですよ」と説明。一方の木村は園監督の発言について「なんとなく聞いたことあります」と真顔で返しつつも、“追放”と振られたことで「ありがとうございました」とスタジオから去ろうとして笑いを誘うなど、大人の対応に徹していた。
「ネット上では『よく出てきたな園』『媚びなくていいのに』と園監督のうろたえっぷりを責める意見が噴出。しかし最終的には園監督が『じゃあ、一緒にやりましょうよ、映画』とSMAP全員に誘いかけ、コーナー終盤では木村とガッチリ握手を交わして、無事和解となりました」(同)
こうして無事にコーナー終了となったが、木村と園監督への評価は、大きく分かれたようだった。
「そもそも園監督とSMAPはに、絶対的な共演NGがあったというわけではなく、過去には稲垣吾郎の冠番組『ゴロウ・デラックス』(TBS系)に出演したこともあります。今回の共演に関しても、園監督側や番組としては、過去の発言の誤解やわだかまりを解くための処置といったところでしょう。ところが、宣伝出演に絡めた謝罪、また発言が言い訳に終始していたということで、園監督に対するブーイングが強まってしまった印象ですね」(週刊誌記者)
こうして2年以上の因縁関係はひとまずの決着を迎えることとなり、木村はスマートな対応で株を上げたようだった。果たして今後、SMAPと園監督のコラボは実現するのか、引き続き展開に注目していきたい。