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SMAPの新作は“実力派ミュージシャンの戦場”? 川谷絵音(ゲス乙女)、SALUなどの起用曲を分析
2014/09/12 18:00
【リアルサウンドより】
SMAPのアルバムは、外部アーティストによる楽曲提供がひとつの見どころになっている。とくに、『Pop Up! SMAP』あたりからは、他領域で勢いのある若手~中堅ミュージシャンが積極的に起用され、新作が出るたびの注目ポイントと言える。外部アーティストの大胆な起用はあまり上手くいかないことも多いが、その一方でSMAPの新しい一面を引き出すこともある。一例を挙げると、『super, modern, artistic, performance』収録の「ココロパズルリズム」が、個人的に印象深かった。この曲は、当時Perfumeのプロデューサーとして飛ぶ鳥を落とす勢いの中田ヤスタカが抜擢されているのだが、得意のヴォコーダーを駆使したエレクトロ・ハウスは見事にSMAPの新境地を開拓していた。とくに、メンバーのよれがちな声を活かしたヴォコーダー処理には、たいへん感銘を受けた。
最終更新:2014/09/12 18:00