板尾創路「政府は恐ろしい」、松本人志「記者はゲス」! 一言モノ申したい芸人たち
編集S デング熱、怖いわ~。私って、デブ/汗っかき・ビール好き・O型と、都市伝説で言う「蚊にさされやすいタイプ」の役満だから、蚊取り線香を買い溜めしたわ。
しいちゃん ちょっと、板尾創路に怒られるわよ。板尾は、9月6日、Twitterで「TVの仕事をしてる私が言うのも変ですがニュース番組であっても鵜呑みしてはいけません。冷静に自分の身は自分で守ってください!政府というのは恐ろしいです… 」とツイートするとともに、ある一般人のブログのURLを貼り付けてたの。そのブログは、デング熱報道と反原発集会や内閣改造などを関連付け、「国民の目をそらせるにはデング熱騒動は格好の餌」「デング熱騒動は何かを隠すための報道に間違いはありません」と主張している。つまり、板尾はデング熱報道は陰謀だと思ってるわけ!
編集S ハァ?
しいちゃん それに対して、小倉智昭が参戦! 9月9日放送の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)で板尾の名前は出さないものの、この発言を取り上げて、メインキャスターの小倉が、「『政府というのは恐ろしいです』っていうのは、政府がまるで今回のデング熱のニュースをコントロールをしているみたいだけど、そうじゃないでしょ。どこからこういう発想になってくるのかね」と笑ってたわ。
編集S ちょっと! その前に、「世間の重大ニュースは、小倉さんの“大人のヘアバンド”疑惑を隠すために流布されている」という陰謀論に答えてほしいわ~。しかし、板尾サンがそんなことを言い出すとはね……(ため息)。“板尾の嫁”の「ライク・ア・バージン」ダンスでも見て、心を落ち着かせて!
しいちゃん それが板尾だけじゃないの。8月に実父が亡くなったダウンタウンの松本人志も吠えてる。9月7日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、兵庫県尼崎市に住む実家の母へ取材した女性週刊誌に対して「親父が死んでまだ心身ともに完全に立ち直っていないおばあちゃんをね、取材しに行くというね、おまえらはほんまにゲスのゲスやな」と激怒。「せめて1カ月くらい置くとかね。まだ言うたってちょっとこないだ(葬儀が)終わったとこじゃないですか。どんな記事になるか知らないですよ。悪いこと書かないかわからない。そんなことじゃなくて、今、素人のおばあちゃんを相手に、取材にこの状況で行くこと自体が信じられないですね」とマジ顔でコメントしてた。
編集S 「女性自身」2014年9月23日号(光文社)の「松本人志 母・秋子さん独占告白! 『亡き父が言えなかった“反目の息子”への愛と感謝』」という記事のことね。見たわ。
しいちゃん 「父親と折り合いがよくなかった」と言う松本について、実母・秋子さんが記者にお茶を出しながら、「それは人志の誤解ですよ」「お父さんにはジェラシーがあったのでしょう。だって、あの子が自分より面白いから(笑)」などといろいろと語ってたね。前述の『ワイドナショー』の松本の話によれば、「『取材受けません』って言ったらいいんですけど、息子のことだと雑に扱うと悪く書かれるんじゃないかなと思って、身内って取材を受けちゃうんですよ」とかばってたけど、記事を見るとお母さん本人が話したがってたような印象……。
編集S まず母親を止めてから文句言ってほしいわよね。こんなに出たがっている母親を前に、マスコミは引かないわよ。
しいちゃん ネットでも、「芸能人は都合の良い時だけプライベートを振りかざす」「散々この番組で他人をネタにして笑い物にしておいて、自分のこととなると激怒か」と松本への批判がある。一方で、「家に押しかけてまで取材するのはゲス」「取材するにもタイミングがある」と松本を擁護する声や「どっちもどっち」という声も。芸能記者サンは、「芸能記者とタレントは持ちつ持たれつの関係。松本さんのお母さんはこれまでもメディアに出ていますし、今回取材した『女性自身』の記者も顔見知りだったようですから、松本さんが感情的になるのは筋違いですね。まあ、番組で激怒するということも含めて芸だと思ってるんでしょうけど」とのこと。
編集S ちっとも笑えない芸だけど、本人は「言ってやったぜ」というつもりなんでしょうね。マスコミ叩きしたい人を安易に焚きつけようという戦術がミエミエ。なにか言うにしても、嫌味や皮肉が利いた笑いで応戦してほしいわ~。それが芸人でしょ。
しいちゃん 同じくまともに反論してるのが、ロンドンブーツ1号2号の田村淳。8月6日、『淳と隆の週刊リテラシー』(TOKYO MX)で、共演するジャーナリストの上杉隆氏が「(淳は政界に)出ますね」とコメントしたことに対して、「上杉さん、こういうことね、勝手に言われたら困るんですよね。いろんなところで、俺がいかにも出馬するんじゃないかみたいなこと言って、それがネットニュースになってるんですよ」「出る気ないんだから。周りから固められるの嫌なんですよ。自分の意志が固まらないと出たくない。固まってない、出たくない。俺、芸能界の方が好きなんだから」と否定してた。
編集S はーい、要点を整理します! まずはじめに、上杉隆の言うことはもう誰も信用しないので大丈夫。つぎ、「意志が固まったら出る」という発言は根本からは否定せずに、曖昧に逃げてる。政治家っぽい言い回しで、政界に意欲があることがバレバレ。最後に、淳が政界に進出するときは、亮を第一秘書として連れて行くべき! ポンコツすぎて淳以外は対処できないんだから。
しいちゃん 亮のことはまた次回以降に考えるとして、芸能記者サンも「まだタイミングを見計らっている状態のようですが、いずれ……という気持ちがあるのは確かでしょう。淳の政界進出説はギョーカイ内でも根強く伝えられてます」って言ってた。ネットユーザーは、「こんなやつが政治家になったら日本も終わり」「自己評価は高いんだけど、もう世間はお前にそんな興味ない」「出たくないって言いながら、周囲にもっと煽れって思ってるのが外から見てて丸わかり」とケチョンケチョンだけど。
編集S 淳が政界デビューするか、元・極楽とんぼの山本圭一が芸能界に戻ってくるか、どちらが先になるかの長期戦になりそうね。
しいちゃん その極楽とんぼ、8月6日放送のラジオ『極楽加藤・よゐこ有野のオレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~』(MBSラジオ)では、加藤浩次が、「差別的に聞こえたら申し訳ないんだけどね」と前置きした上で、焼肉を食べたことがない自分の子ども時代と比較し、恵まれた家庭で育って大学を卒業した芸人について「なんで芸人になるんだろうって思う」と疑問を呈してた。
編集S 「焼き肉を食べたことない」って言ってるけど、まさか「出身地・小樽や積丹のウニはドカ食いしてました」ってオチじゃないよね? しかし、肝心の本人がお笑いに徹しないで、キャスターをやってるから、説得力ないわ。
しいちゃん ま、視聴者も大方そういう意見ね。「大卒の奴が芸人やってるのはおかしくて自分がキャスターやってるのはおかしくないのか」「時代遅れの感覚」「芸人に学歴があっちゃダメってのがおかしいだろ」と。
編集S 芸人がモノ言うのは結構だけど、身辺整理してから言ってよね~。こっちは江角マキコや榎本加奈子ウォッチが忙しくて、ホントは芸人にかまってる暇はないんだからさ!