処女だったアノ頃……セックスの夢と希望を思い出すTL2作品!
まだセックスがどんな行為なのかあやふやだったアノ頃。友達の経験談や雑誌の投稿コーナーに興味津々でしたよね。初めては痛いらしい、付き合ってから2カ月はキス止まりにした方がいいらしい、などなど、当時はいろんな思いに頭がパンパンになっていたものです。今回は、そんな処女だったアノ頃を思い出させてくれるTLを2作品ご紹介します。
■「おとなりさん」
水無瀬なずなの隣に住んでいるのは、身長が高くて頭も良くてスポーツもできる、女の子にモテモテな大学生の東堂蒼。連日違う女の子を家に連れ込んではセックスしている東堂ですが、小さな頃から一緒に過ごした5歳年下のなずなにだけは手が出せません。いまだに毎日一緒にお風呂に入っては、「洗いっこ」を楽しむ2人ですが、セックスをしたことのないなずなはそれが性的なプレイとも知らず、「ナカも洗ってやるよ」という東堂の言葉や「オレのもキレイにして」というお願いを聞き入れるのですが……。
正直いって、こんなカマトト女が実在したら大問題! 高校生にもなって、セックスがどういう行為なのか認識してないなんて、日本の性教育事情を考えてもあり得ませんからね。なーんて現実的な観点から読むと引っかかりがあるものの、作品そのものは「洗いっこ」「舐めあいっこ」というキーワードを元にエロく進んでいくので、セックスなんて知らなかったアノ頃のピュアな気持ちになれるかもしれません。
ウエディング企画会社の社長を務める櫻庭真咲は、彼氏ナシの仕事一筋人間。親からのしつこいお見合い話を断るときに、思わず「結婚したい相手くらいいるんだから!」と言ったものの、だったら紹介しろと返され困窮します。困り果てた真咲は、秘書の松野智里を偽の婚約者として親に紹介することに。「バレないように『恋人ごっこ』をして訓練しましょう」と、なぜか松野はノリ気で迫ってくるものの、実は真咲は処女。「あんなに感じておいて処女だなんて驚きですよ」という松野にムカつく真咲ですが、そんな松野に婚約者がいるというウワサを聞いて嫉妬心が芽生え……。
いわゆる“俺様系”の秘書が、ドSにリードするこの作品。実は処女だったという展開がいい感じに効いています。普段はドSなのに、女がピンチのときには誰より早く助けにきてくれるなど、女心を抑えたキャラの松野に注目です。
「おとなりさん」「偽装結婚―本番Hなんて聞いてないッ!」は、ただいまコミックシーモアで配信中。処女を卒業してだいぶたつ方も、アノ頃のピュアな気持ちを思い出してみてはいかがでしょう。