松本人志『ワイドナショー』、視聴率4.6%! 暴露・炎上ネタ投下も『サンジャポ』以下
今年4月に深夜帯から日曜朝の時間帯に移動した、ダウンタウン・松本人志がコメンテーターを務めるトークバラエティ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)。スタート時の視聴率は裏番組で爆笑問題がMCの『サンデー・ジャポン』(TBS系)に大敗していたが、相変わらず『ワイドナショー』の数字は低迷し、『サンジャポ』の圧勝が続いている状況だ。
4月6日の放送では11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した『サンジャポ』に対し、昼枠に移動してから初の『ワイドナショー』は7.2%と1ケタ後半にとどまった。以降は『ワイドナショー』(10時~10時55分)と第2部の『ワイドナB面』(午前10時55分~11時15分)ともに3~6%を推移しており、裏番組『サッカーW杯・日本-コートジボワール戦』(NHK)が平均視聴率46.6%を獲得した6月15日には、『ワイドナショー』は2.0%、『ワイドナB面』も2.4%と最低記録を更新した。
視聴率は低いレベルで停滞する一方で、番組の内容自体はネットニュースで取り上げられるような話題性の高いネタを提供している。
「8月31日の放送では、松本が過去にパーソナリティーを務めたチャリティー番組『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)の出演料について『ギャラもらいましたよ』と暴露。また同日は、『ワイドナB面』に出演したHKT48・指原莉乃が、番組内で紹介された元プロ野球選手・王貞治の『努力』に関する名言に『これずるい!』『私も言えるもん。これ、騙されたらダメですね』と発言したことがニュースになり、ネット上で物議を醸しています」(芸能ライター)
その他、松本が相方・浜田雅功の不倫報道に言及したり、古物商「まんだらけ」の万引き犯の「顔写真公開問題」に持論を展開するなど、放送後すぐにネットニュースになった例はいくつもあるものの、これが数字に反映されないのが『ワイドナショー』&『ワイドナB面』の現状だ。
「前の時間帯に放送されているアニメ『ONE PIECE(ワンピース)』(午前9時30分~10時)や、その後の『ウチくる!?』(午後12時~1時)の視聴率の方が高く、間の『ワイドナショー』だけ数字が下がっているんです。31日の放送では、松本が父親の死去についても報告していましたが、この告白によって翌週の数字がグンと跳ね上がるとも思えません。これだけ“炎上材料”を投下しているにもかかわらず、視聴率が上がらないということは、コメンテーターとしての松本の役割に違和感を覚えている人が多いということなのでは」(同)
直近の放送では、『サンジャポ』が9.8%(8月17日)、10.7%(8月24日)を獲得する裏で、『ワイドナショー』は4.6%(17日)、5.7%(24日)と及ばず。現在のところ秋の改編で「終了する」という声は聞かれていないが、『サンジャポ』超えや2ケタの視聴率を叩き出す日は来るのだろうか?