「城島渋滞」「ハチマキは明雄さん」TOKIO・城島茂の『24時間』マラソンに感動の声
8月30~31日に放送された『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)。お茶の間の関心を一身に集めていたチャリティマラソンランナーのTOKIO・城島茂は、午後8時48分に無事ゴールを果たした。43歳、運動経験なし、がに股による股関節やひざへの負担が心配されていた中での101キロ完走に、ネット上は祝福の声であふれ返っている。
30日の午後7時に神奈川県足柄上郡からマラソンをスタートし、途中で休憩ポイントを挟みながら、26時間後に武道館へゴールインした城島。放送終了まで残り1時間となった午後8時の段階では、時間内ゴールはギリギリ、もしくは厳しいとされていたが、残り5キロから猛追い上げをみせて見事完走。また、ゴールまで残り260メートルの地点からはTOKIOメンバーの4人が合流、城島と併走し、武道館の入口まで見送った。
「マラソンの応援に集まったギャラリーの数は歴代トップではないでしょうか。国道246号は城島の走行ルートに沿って渋滞が発生し、“城島渋滞”という言葉も生まれたようです。TwitterやSNSで城島の位置がリアルタイムにわかるため、応援に駆けつける人が多かったみたいですね。それだけ国民に愛されている存在だということでしょうが、今後のチャリティマラソン実行に際してはSNS対策も必要になりそうです」(ジャニーズに詳しい記者)
番組では、『ザ!鉄腕!DASH!!』(同)でTOKIOに農作業を指導してきた三瓶明雄さんへの思いも明かされた。城島が今回走ることを決めた理由の1つに、「明雄さんのために走りたい」「自分が姿を見せるだけで生きる気力を取り戻してくれる」という思いがあったという。ランナー決定から数週間後の6月6日に死去した明雄さんだが、城島のその思いはマラソン中の頭に巻いたタオルに込められていたようだ。練習中や本番でも帽子を被らずタオルを巻くスタイルを貫いていた城島は、「タオルのハチマキをしたかったんです。このハチマキは明雄さんなんです。明雄さんと一緒に走っているんです」と語っていた。
「病床の明雄さんを見舞う城島&山口達也の写真や、山口が明雄さんの自宅へ挨拶に伺う映像が流れたことには、賛否両論の意見がネット上で出ています。『24時間じゃなくて「鉄腕」でやってほしかった』『ここまでちゃんとした明雄さんのドキュメンタリー映像があるってことは、明雄さんがああいう状態だったからランナーにTOKIOを選んだとしか思えない』という意見や、一方で城島がTOKIOや農家、漁師、そして明雄さんに宛てた手紙の内容に『リーダーかっこよすぎ』『この番組で泣くことになるなんて』と人柄を讃える声があふれています」(同)
番組最後には、メインパーソナリティの関ジャニ∞から城島へねぎらいの言葉が送られた。「先輩に頼りっぱなし、リーダーに頼りっぱなしの24時間でした」(村上信五)「リーダーのような年の重ね方をしたい。TOKIOの背中を追っていきます」(横山裕)とメンバーが感謝を伝える中、丸山隆平は「いつか、ぼくもリーダーみたいに走りたいな、と思いました」とマラソンへの意欲をチラリ。城島は驚いた表情で、「ウソやろ!? バトン渡すわ、来年」と返していたが、果たして来年のランナーはまたしてもジャニーズから選ばれることになるのだろうか? ひとまず、城島にはゆっくり体を休めてもらい、来週のTOKIOコンサートで、また『ザ!鉄腕!DASH!!』で元気な姿を見せてもらいたい。