レイチェル&モニカ&フィービー勢ぞろいで、ドラマ『フレンズ』を再現!
戸惑う3人に、ジミーは「これ生放送なんだよ。テレビに出演したことがあるように、ちゃんと演技してくれるかな?」とキリっとした表情で指示し、オープニング曲をそのまんま台詞にしたものを4人でかわるがわる言い、ジミーは、「コマーシャルの後もまだまだあります!」と言うのだが、あきれ果てたジェニファーら3人はセットの玄関から出て行ってしまう。「まだあと22ページ、エッチするシーンがあるのに!」と悲痛な声を上げるジミーに、ジェニファーが玄関から顔をのぞかせ、「ひとりエッチしちゃいな~」と言い去っていく。
1人になったジミーはセットの前方に立ち、「いつもこうだよ。また1人ぼっちになっちゃったよ」「でも、いいさ。ボクはこの番組を『フレンド』と名づけるから」と複数称の“フレンズ”ではなく、単数称の“フレンド”にするというオチを付け、コントを終了させた。
今回、米局ABCで放送されている『ジミー・キンメル・ライブ』が、NBCの看板番組だった『フレンズ』を再現したことに、ファンは「粋過ぎる」と大喜び。コントに使用されたキッチンの中のジェニファーを見て、「やっぱり彼女は永遠の国民的スイートハート」と再確認する声も上がった。
この番組が放送された日、『フレンズ』を制作したワーナー・ブラザーズは、『フレンズ』放送開始20周年を記念して、9月17日から1カ月間の期間限定でマンハッタンのソーホーに、「CENTRAL PERK」のレプリカ・カフェをオープンすることを発表。「CENTRAL PERK」は番組でキャラクターたちが集うカフェであり、カフェに欠かせないキャラクター「ガンサー」が顔を出し、番組のグッズの販売も行うとし、ファンを大喜びさせたばかり。番組が終了して10年、いまなおアメリカのみならず、日本でも人気の高い『フレンズ』。20周年の記念として、ジミーの“妄想脚本”ではなく、6人が揃った続編を期待する声は高まっている。