SMAP・木村拓哉『HERO』、7話までの平均は21.0%! 前作より13%下落も「底力ある作品」
初回から高視聴率をキープしているSMAP・木村拓哉主演ドラマ『HERO』(フジテレビ系)が8月25日に第7話を迎え、視聴率は19.0%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区/以下同)だったことがわかった。4話で18.7%とシリーズ最低数字を出してしまったが、5話は21.0%、6話で20.1%と持ち直しに成功。続編初の2週連続20%超えを果たしたが、3週連続とはいかなかった。
「視聴者からは、初期に比べて事件部分の内容に深みがないという指摘が上がっているものの、それでも見守っているファンが多いようです。第1期は、平均視聴率34.3%と驚異の高視聴率で終わりましたが、今回の続編は7話までで平均21.0%。木村の最近の主演ドラマでは『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(フジテレビ系、2012年10月~12月放送)が17.7%、『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(TBS系、13年10月~12月放送)が12.8%だったので、この2作の平均値は上回るでしょう。3週連続20%台はかないませんでしたが、やはりかつて一大ブームを巻き起こした『HERO』だけあって、底力を見せています」(芸能ライター)
一方、Hey!Say!JUMP・山田涼介主演『金田一少年の事件簿N(neo)』(日本テレビ系)は、23日に第6話が放送され、視聴率は先週の7.4%からアップし、11.0%を獲得。初回2時間SPの12.4%に次ぐ高数字をマークした。同作は2話で7.7%、3話も8.8%と一桁後半に下落したが、第4話の『鬼火島殺人事件』の完結編で10.2%に回復。今回も『金田一少年の決死行』の完結編で2ケタに戻った。
「KinKi Kids・堂本剛が1995年に初代・金田一一を演じた第1シリーズの平均視聴率は23.9%、96年の2期は22.4%と、両作とも20%超えでした。2001年に嵐・松本潤主演で放送された連ドラシリーズは平均13.7%で終わっていますが、山田版の『金田一』は、6話までの平均が10.0%。松本の記録に近づくよう、数字が順調に伸びればよいのですが……」(同)
人気作であることや先輩からバトンを託されたからには、山田の主演作『理想の息子』(日本テレビ系、12年1月~3月放送)の平均11.9%を上回ってもらいたいものだが、次週は『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)が放送されるため、『金田一』の8話は9月6日にズレ込むことに。ドラマは1週休みになると次回は下がるというのが定説だが、次回は原作ファンに人気の高い『雪影村殺人事件』だけに、視聴率上昇に期待したい。