エロすぎるMVで大人気のN・ミナージュの「Anaconda」、実はダンサーが蛇に噛まれていた!
調教師は、「ロッキーはこれまで人を噛むような事故は起こしたことがないのに……」と動揺の色を見せていたとのこと。アワードの安全責任者は、「命を脅かすようなことはない」というコメントを出した。このように現場には衝撃が走ったものの、「Anaconda」のパフォーマンスにはヘビは欠かせないため、本番ではロッキー以外のヘビを使うと発表した。
「Anaconda」のタイトルであるアナコンダは巨大ヘビであり、この曲では男性器に例えられている。“巨尻フェチのアンセムソング”とも言える、「Baby Got Back」(1992)を手がけたサー・ミックス・ア・ロットが同曲で絶叫していた、「オレ様のアナコンダは、デカ尻じゃなきゃ欲求しないんだよ (My anaconda don’t want none Unless you’ve got buns, hun)」というラインの「アナコンダ」を、タイトルにつけたものなのだ。サー・ミックス・ア・ロットがラップするこのラインも挿入されており、「Anaconda」はまさに“巨尻好きアナコンダに捧げるアンセムソング”なのである。
演出側としても、本心ではパフォーマンスにアナコンダを登場させたいところだが、アナコンダは凶暴な性格だとされるため、同じボア科で性格のおとなしいボアコンストリクターが選ばれたのだろう。リハーサルでダンサーを噛むというアクシデントはあったが、全体的な演出からヘビを外すということは不可能だったようだ。
ニッキーは『2014 MTV Video Music Awards』のレッドカーペットに、ヘビ柄のタイトなミニドレスを着て登場。パフォーマンスでは、ジャングルをイメージしたトンネルから出て来て、メインの舞台から突き出たキャットウォークの部分で思う存分尻振りをするというもので、遠くで何人かのバックダンサーたちが妖艶な踊りを披露するという構成となっていた。カメラは当然のことながら、ブリンブリンのお尻を振るニッキーを追い続けていたため、バックダンサーがヘビを首に乗せていたかどうかはテレビ放送では確認できなかった。
リハーサルの事故だったのが不幸中の幸いだったといえる、今回のヘビ噛み付きアクシデント。エキゾチックな生き物であることから人気のあるヘビだが、生放送のパフォーマンスには向いていないのかもしれない。今後、ロッキーがどのような処分を受けるのか気になるところだが、エンターテイメント界で15年間も頑張ってきたのだから、今後は穏やかな余生を送ってもらいたいものである。