マライア・キャリー、ディーヴァっぷりと夫の女性遍歴で離婚寸前!
ちなみにニックは翌4月には、毒舌DJとして知られるハワード・スタンの番組に出演し、「マライアは、オレが性生活について話しても気にしないんだよ。だってオレたちのセックスライフは最高だからさ!」と激白。キムとの件でマライアと大ゲンカになったというウワサについて聞かれると、「マライアはさ、キムが誰なのかなんて知らないんだぜ?」と明かし、問題ゼロだと強がっていた。しかし、この2つの発言はマライアの怒りの炎に油を注ぎ、さらに2人の仲は取り返しがつかないほど険悪なものになってしまったというのだ。
「TMZ」は、「金銭的に問題があるわけじゃないのに、ニックがオファーされる仕事を全て受けることについてもマライアは怒っている」「仕事をしすぎて子どもたちとの時間を持てないことに、怒っている」とも報道。ニックも、「イエスマンに囲まれているマライアは、否定されることを受け入れられない。自分が彼女の意見に少しでも反対すると狂ったように怒る」「2011年以降、家族のために7,500万ドル(約75億円)も稼いできたのに、それも否定される」と周囲に不満を漏らしているとのことで、彼女とはもうやっていけないと別れを決意したのだと伝えた。
「TMZ」が伝えたことで、大手メディアも相次ぎ「マライアとニックが離婚するようだ」という報道を開始。ここしばらく、夫婦揃って公共の場に出ることがなかったこともあり、2人の離婚騒動にメディアは色めき立った。これを受けてニックは21日午後、米芸能サイト「The Insider With Yahoo」を通して、「今、トラブル・イン・パラダイスって状態なんだ」「ここ数カ月間、別々の家に暮らしている」と発表。今後については語らず、「一番大事なのは子どもたちのことだから」と述べるにとどまった。
一方、マライアの代理人は「マライアの私生活に関してなにも言うことはありませんが、マライアは今、子育てとツアーに集中しているところです」とコメント。ニックの名を出さないのは、やはり夫婦関係に問題が生じているからだろうと、ネット上では見られている。
ニックが放った「トラブル・イン・パラダイス」という言葉だが、パラダイスだった結婚生活に予想外のトラブルが起こってしまったのか、結婚というパラダイスにはトラブルが付きもので問題ないと言いたいのか、トラブルがあるからこそのパラダイスだと言いたいのか、さまざまな見方がされている。
結婚する際、ニックは背中にどデカい字で「マライア」、マライアは腰に小さく「ミセス・キャノン」というタトゥーを入れ、永遠の愛を誓い合った2人。結婚生活が6年間も続いたのはハリウッドでは上出来かもしれないが、本当に離婚してしまったら、ファンをがっかりさせることとなるだろう。離婚後、マライアが、マドンナやジェニファー・ロペスらのように、離婚してもなおモテ続ける女性となり得るのか、そのあたりもぜひ注目したい。