マライア・キャリー、ディーヴァっぷりと夫の女性遍歴で離婚寸前!
“年の差格差婚”とも“女王さまと下僕婚”とも言われてきたマライア・キャリー(44)とニック・キャノン(33)が、近日中に離婚するとの報道が流れている。
世界中にファンを持つ歌手のマライアと、若者に人気のコメディアン/ラッパー/司会者のニックは、2008年4月30日に結婚。付き合い始めてから、たった6週間しかたっていなかったこと、ニックが12歳も年下だったこと、知名度的にも経済的にも大きな格差があったことから、世間は驚くと同時に「すぐに離婚するだろう」と陰口を叩いた。
結婚直後から、「ニックがマライアの女王さまぶりに我慢する形で成り立っている夫婦関係」だとタブロイド紙に書き立てられてきた2人だが、絆は固く、2011年には双子が誕生。12年にニックが全身性エリテマトーデスを患い、腎機能障害で入退院を繰り返すようになったときも、マライアは病院のベッドで添い寝しながら看病した。その後、ニックは回復し精力的に働くようになり、軽快なトークで人気を集めるようになっていった。2人は、子どもができてからも季節のイベントごとにデートを楽しむ写真をTwitterなどに投稿。時折不穏なウワサが流れたものの、基本的には仲むつまじい夫婦だと伝えられてきた。
そんな2人が、「離婚に向けた話し合いをしている」「別居している」とゴシップされるようになったのは昨年末のこと。今年に入り、マライアが「ニックが仕事で忙しくてバレンタインの夜も一緒に過ごせない」とイライラ発言したため不仲報道はヒートアップしたが、ニックは「毎週毎週ゴシップされてさ。ほんと、無視するしかないよね。いちいち気にしてたら、こっちがやられちゃうからさ」「ゴシップにはなんのメリットも真実もない。マジで笑える」と発言。マライアとはたくさんセックスしているとまで明かし、夫婦円満をアピールし続けてきた。
しかし、米大手新聞紙「ニューヨーク・ポスト」の芸能紙「Page Six」が19日、「マライアとニックの終わりは近い」というタイトルの記事を掲載。今年初めにニックがラスベガスで開催されたプールパーティーのホストを務めた際、マライアが現場にセキュリティーを派遣し、ニックが女性にちょっかいを出さないように見張らせたことが大ゲンカへと発展。耐えられなくなったニックは自宅を飛び出し、ずっとホテル暮らしを続けていると報じ、離婚は時間の問題だと伝えた。
20日早朝になると、昨年11月に「マライアとニックは、別々の道を進みだしている」と報じた大手ゴシップ芸能サイト「RadarOnline」が、「ここ2カ月間、双方ともSNSにお互いの写真や一緒にいる写真を投稿していない」ことを指摘し、離婚は避けられない末期状態だと報道。
20日の午後には、米芸能ニュースサイト「E!」も、「2人はかなり前から別々に暮らしている」「マライアは婚姻生活を終わらせたいと思っており、だからバハマとベルエアの邸宅を売りに出した」と報道。バハマの別荘は2人が挙式した思い出の場所であることから、離婚の決心は固いようだというニュアンスで伝えた。
そして、21日。セレブスクープ記事を得意とする米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」が、「マライアとニックの離婚は確定」と報道。今年5月からニックが家を出る形で別々に暮らし始め、すでに離婚弁護士を通して財産分与や双子たちの親権を決める話し合いを行っている、と伝えた。破局の原因は、ニックが3月に出演した人気DJビッグ・ボーイのラジオ番組で、「これまで寝た5人のセレブの名前を挙げろ」という質問に、「マライア・キャリー、クリスティーナ・ミリアン、ニコール・シャージンガー、セリタ・エバンクス、キム・カーダシアン」と回答したこと。マライアは、ニックが尻軽女として知られるキムの名前を出したことに大激怒し、何週間にもわたりニックを激しく責め立て、夫婦としての関係が破綻してしまったというのだ。